【亜州ビジネス編集部】
INPEXがアラフラ海のマセラ鉱区で進めている大規模な液化天然ガス(LNG)事業で、16日に起工式が行われた。政府の発表によると、総工費は209億米ドル。完成後は年間950万トンのLNG生産が見込まれ、日本の年間LNG輸入量の1割に相当する。
陸上にLNG基地を建設し、洋上で生産した天然ガスをパイプラインで運んで液化する。昨年に基本設計(FEED)作業を開始していた。過去の発表によると、2030年代初頭の生産開始を目指すとされる。
INPEX子会社のINPEXマセラが権益65%を持つオペレーターを努め、他にインドネシア国営石油のプルタミナが20%、マレーシア国営石油のペトロナスが15%を出資している。
INPEXは1998年に権益を取得し、15年に浮体式LNG生産施設(FLNG)方式による海上での開発計画を提出。ただ政府から陸上LNG方式への変更を要求され、計画変更で開発費が大きく膨らんだ上、操業開始も当初予定より大幅に遅れることになった。




