【亜州ビジネス編集部】
米アマゾン傘下でクラウドサービスを提供するアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は、タイ企業のAI(人工知能)活用に関する調査結果を発表し、AIを導入している企業の割合が43%だったことを明らかにした。前年の32%から上昇した。一方、AI戦略の欠如やスキル不足から、高度なAI活用を実現している企業は前年並みの9%にとどまった。15日付ネーションなどが伝えた。
調査会社ストランド・パートナーズと共同でタイの企業経営者と一般市民の1000人ずつを対象に調査した。AI導入企業の84%が生産性の向上を実感し、71%は売上高の増加を報告した。売上高の伸び率は平均19%だった。また、64%はAIの活用によって新製品やサービスの開発期間が短縮したと回答した。
AI導入レベルでは、企業の74%がチャットボットなど既製ツールを日常業務で利用する「初級段階」にとどまり、複数の業務でAIを活用する「中級段階」は17%、独自システムや自律型AIを導入する「上級段階」は9%だった。また、包括的なAI戦略を策定している企業は21%にとどまっており、人材不足やガバナンス体制の未整備が高度活用の障壁になっているとAWSは分析した。




