【亜州ビジネス編集部】
日本製鉄の電炉子会社、GJスチールは、酸洗鋼板の出荷を開始したと発表した。東部チョンブリ県の工場で生産したもので、同社初の高付加価値製品になるという。自動車や家電、産業機械、鋼管向けに供給し、建材向け以外に製品の幅を広げる。
先月下旬に出荷開始の式典を行った。酸洗鋼板は熱延鋼板の表面の酸化皮膜や不純物を除去した後、腐食防止のための油を塗布したもので、塗装やめっきがしやすいなどの特長がある。同社は鋼スクラップから電炉で生産した熱延鋼を使用しており、環境負荷を抑えられるとしている。
日本製鉄は2022年にGJを買収。同じ電炉メーカーのGスチールと同時に買収し、品質向上やコスト競争力の強化、新たな市場の開拓に向けた取り組みを進めている。




