【ベトナム】パナソニック、使用済みエアコン回収・再資源化で実証

【亜州ビジネス編集部】

パナソニックは8日、ベトナムとフィリピンで使用済みエアコンの回収・再生・再資源化の実証を開始すると発表した。現地ではエアコンの普及が進む一方、使用済み製品の適正な回収・処理の仕組み整備が課題となっており、日本で培った家電リサイクルの技術や知見を生かして資源の有効活用につなげる。

ベトナムでは現地法人のパナソニック・ベトナムが、地場家電量販大手のカオフォンと提携して実証を行う。期間は来年3月末まで。カオフォンの店舗でパナソニック製品を購入した顧客を対象として、買い替え時に他社製を含む使用済みエアコンを買い取る。期間内に500~1000台の回収を目指し、量販店の販売網を活用した回収スキームを検証する。

回収したエアコンは解体して素材別に分別し、再生資源として活用する。今後は対象家電の拡大に加えて、得られた再生材をベトナム国内で生産する自社製品へ活用することも検討する。

フィリピンでは現地法人のパナソニック・マニュファクチャリング・フィリピンが現地の家電量販店と連携し、同様の実証を実施。回収したエアコンを再生品として販売する可能性についても検証する。ベトナムと同じく来年3月末までの実証で500~1000台の回収を目指す。


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