【タイ】南部の観光道路開発、22年に完成へ

【亜州ビジネス編集部】

南部の海沿いで開発を進めている観光道路の整備事業が2022年に完成する見通しであると、運輸省地方国道局のパトム局長が明らかにした。国際水準の道路を整備し、政府が推進する観光産業の振興と安全な移動を支援する。クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

サムットソンクラム、ペチャブリ、プラチュアプキリカン、チュンポン、ラノンの各県で開発が進められ、これまでに計34件(総延長421キロメートル)の事業が完成した。残りは6件(81キロメートル)で、事業費は計6億5000万バーツ(約22億円)。22年までに完成させる。

6件のうち4件はチュンポン県とプラチュアプキリカン県ですでに着工しており、進ちょく率は23〜56%。来年半ばまでに順次完成させる。残り2件はいずれもチュンポン県で着工したばかり。1件は来年末、もう1件は22年半ばの完成を予定している。


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