タイの運転免許証を取得する方法

外国人がタイ国内で車やバイクを運転するには、もちろんタイの運転免許証が必要になります。タイの運転免許証を持っていれば、タイ国内でパスポートに代わる簡易的な身分証として使用する事も可能です。

タイの運転免許証を取得・更新するための方法と概要をまとめました。

タイの運転免許について


タイの運転免許証は何歳から取得できる?

個人使用であれば、全種類18歳以上から取得可能。ただし、排気量110cc以下の二輪車の場合、15歳から取得できます。
公共(旅客)使用であれば、二輪車は20歳以上、三・四輪車は22歳以上から取得可能です。


タイの運転免許の種類は?

1.個人使用自動車運転免許

日本でいうところの第一種普通自動車免許で、最も一般的な運転免許です。 ピックアップトラックとバンも運転することができます。有効期限は5年。


2.個人使用自動二輪車運転免許

日本でいう第一種普通自動二輪車免許です。日本のように排気量による階級がなく、大型バイクも運転することができます。
また、18歳以上で取得可能ですが、排気量110cc以下の二輪車の運転に限定すれば、15歳から取得可能です。有効期限は5年。


3.個人使用自動三輪車運転免許

日本人にとってあまり馴染みのない三輪車ですが、トゥクトゥクのような公共(旅客)使用(日本でいう第2種)でなくても、この専用の運転免許が必要となります。有効期限は5年。


4.第2種運転免許

一部の軽トラック・大型トラックなど、車+荷物の重量が3500kg以上の車を運転する場合は専用となる「第2種運転免許」の個人使用[P. 2(บ. 2)・白ナンバープレート]、もしくは公共使用[A. 2(ท. 2)・黄色ナンバープレート]が必要です。
外国人はそもそも第2種だけでなく、すべての公共使用運転免許(A. 2)を取得できませんが、タイ語の読み書きができれば、外国人も個人使用の第2種運転免許(P. 2)が取得可能です。また、テンポラリー運転免許証を1年以上所持している場合にのみ第2種運転免許証に更新できます。ただし、日本の第2種運転免許とは異なるので注意が必要です。
なお、牽引自動車や危険物質を運搬・移送するトラックを運転する場合は、さらに専用の免許が必要になります(牽引=第3種、危険物質運搬=第4種)。


タイの運転免許証の有効期間は?

テンポラリー運転免許証は有効期限が2年で、更新後は自動車、自動二輪車とも5年となります。


テンポラリー運転免許証とは?

テンポラリー運転免許証(個人使用自動車)

初めてタイの運転免許証を取得する人には、通常の免許証ではなく有効期間2年の「テンポラリー運転免許証」が発行されます。日本の運転免許証と国際運転免許証を切り替えたときも同様です。

最初に取得できるこの免許は
①自動車テンポラリー運転免許証
②自動二輪車テンポラリー運転免許証
③自動三輪車テンポラリー運転免許証
の3種類。
テンポラリー運転免許証は、違法となる呼気中アルコール濃度が0.50mgから0.20mgになっているなど、通常の免許証に比べて制限は変わりますが、事実上の使用で大差はありません。

また、テンポラリー運転免許証は、日本の仮運転免許証とは概念が異なります。あくまでも初めて発行される一時的免許証と解釈してください。
テンポラリー運転免許証の発行から1〜2年後に再試験(反応速度や色覚異常試験などの身体試験のみ)を行い、合格すれば通常の免許証が取得可能です。有効期限は発行から2年ですが、1年目以降から通常の免許証に更新できます。



日本発行の運転免許証からタイの運転免許証に切り替える方法は?

タイの免許証を申請する際、日本で発行された有効期限内の免許を持っていれば、該当する免許の実技試験が免除されます。例えば、日本の普通自動車免許証はタイの個人使用自動車運転免許証に該当するため、実技試験はありません。ただし、教習所の卒業証とは異なり、1時間の学科講習が必要です。

なお、タイで最初に取得できるのはテンポラリー運転免許証(有効期限2年)となり、次の更新の際に通常の運転免許証(有効期限5年)を取得できます。


▼手順▼ ※コロナ禍の影響により免許センターによって手順が異なる場合があります

1 最寄りの陸上運輸局(免許センター)で申請


2 申請書類の提出

1. 旅券(パスポート)のノンイミグラントビザ、またはタイ国永住許可証

  • それぞれの原本及びコピー1部が必要

2. 発行から1カ月以内の健康診断書

  • 病院かクリニックへ行って、運転免許申請用に使用すると伝えれば専用フォームを用意してくれます

3. 日本大使館領事部発行の在留届出済証明

  • 永住許可証を持っている人は、大使館発行の在留届出済証明は必要ありませんが、永住許可証・居住証明書(入国管理局発行のもの)が必要
  • 労働許可証(ワークパーミット)を持っている人で許可証内の住所欄に現住所の記載がある場合は、大使館発行の在留届出済証明は必要ありませんが、労働許可証が必要
  • それぞれの原本及びコピー1部が必要

4. 日本の免許証(英文またはタイ文翻訳必須)と、日本大使館領事部発行(英文またはタイ文)の翻訳証明書


3 色覚異常テストとブレーキ反応速度などの身体試験テスト


4 学科講習 1時間 (午前・午後講習に分かれます)

タイの交通法令やサインなどに関しての教習

  • 免許センターによって英語に対応できない場合があるので要事前確認
  • 学科講習は現在オンラインで閲覧可能。見終わった時点で名前がシステムに登録され、陸運支局で免許申請が可能となります
  • URL:https://www.dlt-elearning.com/Home

5 合格した場合の発行料と手数料

その場で免許証を取得(混み具合によりますが、約1時間)

  • 【自動車】205B(100B*有効期限2年+手数料5B)
  • 【自動二輪・三輪車】105B(50B*有効期限2年+手数料5B)


国際運転免許証からタイの運転免許証へ切り替える方法は?

日本発行の運転免許証と同様の条件で、タイの運転免許証へ切り替えることができます。


▼手順▼ ※コロナ禍の影響により免許センターによって手順が異なる場合があります

1 最寄りの陸上運輸局(免許センター)で申請


2 申請書類の提出

1. 旅券(パスポート)のノンイミグラントビザ、またはタイ国永住許可証

  • それぞれの原本及びコピー1部が必要

2. 発行から1カ月以内の健康診断書

  • 病院かクリニックへ行って、運転免許申請用に使用すると伝えれば専用フォームを用意してくれます

3. 日本大使館領事部発行の在留届出済証明

  • 永住許可証を持っている人は、大使館発行の在留届出済証明は必要ありませんが、永住許可証・居住証明書(入国管理局発行のもの)が必要
  • 労働許可証(ワークパーミット)を持っている人で許可証内の住所欄に現住所の記載がある場合は、大使館発行の在留届出済証明は必要ありませんが、労働許可証が必要
  • それぞれの原本及びコピー1部が必要

4. 日本発行の国際運転免許証(英文翻訳は不要)


3 色覚異常テストとブレーキ反応速度などの身体試験テスト


4 合格した場合の発行料と手数料

その場で免許証を取得(混み具合によりますが、約1時間)

  • 【自動車】205B(100B*有効期限2年+手数料5B)
  • 【自動二輪・三輪車】105B(50B*有効期限2年+手数料5B)


日本人が運転免許証の有効期限を更新する方法は?

タイの運転免許証の有効期限を更新したい場合はタイ人同様に行えますが、パスポートと在留届出済証明が必要となります。また現在、チャトチャック支局の場合、外国人は毎日40人までウォークインで同日申請可能。40人を超えた場合は、その場で別日を予約する必要があります。
※対応は支局によって異なるので、問い合わせることをお勧めします。


▼手順▼ ※コロナ禍の影響により免許センターによって手順が異なる場合があります

1 最寄りの陸上運輸局(免許センター)で申請


2 申請書類の提出

1. 旅券(パスポート)のノンイミグラントビザ、またはタイ国永住許可証

  • それぞれの原本及びコピー1部が必要

2. 発行から1カ月以内の健康診断書

  • 病院かクリニックへ行って、運転免許申請用に使用すると伝えれば専用フォームを用意してくれます

3. 日本大使館領事部発行の在留届出済証明

  • 永住許可証を持っている人は、大使館発行の在留届出済証明は必要ありませんが、永住許可証・居住証明書(入国管理局発行のもの)が必要
  • 労働許可証(ワークパーミット)を持っている人で許可証内の住所欄に現住所の記載がある場合は、大使館発行の在留届出済証明は必要ありませんが、労働許可証が必要
  • それぞれの原本及びコピー1部が必要

4. タイの免許証(有効・無効でも可)


3 色覚異常テストとブレーキ反応速度などの身体試験テスト


4 学科講習 1時間 (午前・午後講習に分かれます)

  • 学科講習は現在オンラインで閲覧可能。見終わった時点で名前がシステムに登録され、陸運支局で免許申請が可能となります
  • URL:https://www.dlt-elearning.com/Home
  • テンポラリー免許証から通常の免許証に更新する場合は再講習無し

5 合格した場合の発行料と手数料

その場で免許証を取得(混み具合によりますが、約1時間)

  • 【自動車】505B(100B*有効期限5年+手数料5B)
  • 【自動二輪・三輪車】255B(50B*有効期限5年+手数料5B)

日本の免許証を更新する場合は、日本で更新する必要があります。詳細は日本の外務省で確認してください。



日本人がタイの運転免許証を新規取得する方法は?

日本で発行された免許証からの切り替えではなく、タイで新規に免許証を取得するためには、タイの長期滞在査証を所持し(ノンイミグラントビザまたはタイ国永住許可証所持者)、新規取得時点で3カ月以上タイに滞在していることが条件となります。取得する方法は2つです。


新規取得方法1(陸運局で講習・試験を受ける)

最寄りの陸上運輸局(DLT)の免許センターへ行き、書類申請の提出と5時間の運転法令知識の講習が必要です。そのうえで学科・技能試験を行い、合格すると運転免許証が発行されます。

タイ人の場合はオンライン予約が必須です。外国人はオンライン予約ができないので、現在、チャトチャック支局の場合、外国人は毎日40人までウォークインで同日申請が可能。40人を超えた場合は、その場で別日を予約する必要があります。
※対応は支局によって異なるので、問い合わせることをお勧めします。

この新規取得方法は手っ取り早いかもしれませんが、陸上運輸局が外国人に対してどのように対応するか不確定なので、新規取得者にはオススメしません。免許失効(または没収)になったタイ人が再取得に使う方法として使用されることが多いといえます。


▼方法1の手順▼ ※コロナ禍の影響により免許センターによって手順が異なる場合があります

1 最寄りの陸上運輸局(免許センター)で申請


2 申請書類の提出

1. 旅券(パスポート)のノンイミグラントビザ、またはタイ国永住許可証

  • それぞれの原本及びコピー1部が必要

2. 発行から1カ月以内の健康診断書

  • 病院かクリニックへ行って、運転免許申請用に使用すると伝えれば専用フォームを用意してくれます

3. 日本大使館領事部発行の在留届出済証明

タイの運転免許証の有効期限を更新したい場合はタイ人同様に行えますが、パスポートと在留届出済証明が必要となります。また現在、チャトチャック支局の場合、外国人は毎日40人までウォークインで同日申請可能。40人を超えた場合は、その場で別日を予約する必要があります。
※対応は支局によって異なるので、問い合わせることをお勧めします。


4. 写真 1インチ×1インチ (2枚)


3 色覚異常テストとブレーキ反応速度などの身体試験テスト


4 学科講習 5時間 (午前・午後講習に分かれます)

タイの交通法令やサインなどに関しての教習

  • 免許センターによって英語に対応できない場合があるので要事前確認
  • 学科講習は現在オンラインで閲覧可能。見終わった時点で名前がシステムに登録され、陸運支局で免許申請が可能となります
  • URL:https://www.dlt-elearning.com/Home

5 学科試験

陸運支局に設置された機械で行います。全50問中45問正解で合格。全部選択問題です(英文あり)。



6 技能試験(実技試験)

付き添いで一緒に来た人の車などを使用可能。車がない場合は支局の車を1回100Bでレンタル可。


自動車の場合、下記の3項目の試験で評価されます。

  • 【1】全長12mの道で車を左右のロードコーンに当たらないように前進と後進を1回ずつ運転。
  • 【2】指定地点でタイヤが歩道から25cm以内の距離を維持しながら歩道沿いを運転。
  • 【3】縦列駐車。切り返しは7回まで可能。

※技能試験は申請する日と異なる日でも受けられます。その場合、試験の30分前に試験会場へ到着してください。


自動二輪車の場合、下記の5項目の試験で評価されます。

  • 【1】道路標識に従って運転。
  • 【2】10秒間、足が地面に接しないように細い道で運転。
  • 【3】Z字カーブを通過。
  • 【4】S字カーブを通過。
  • 【5】障害物(ロードコーン)を並べたコースでジグザグ走行。

※その年度によって試験内容が変更される可能性があり、念のため事前に調べておくことをオススメします。
※技能試験は申請する日と異なる日でも受けられます。その場合、試験の30分前に試験会場へ到着してください。


7 合格した場合の発行料と手数料

その場で免許証を取得(混み具合によりますが、約1時間)

  • 【自動車】205B(100B*有効期限2年+手数料5B)
  • 【自動二輪・三輪車】105B(50B*有効期限2年+手数料5B)

※これは初回のテンポラリー運転免許証を発行する時の料金です。
通常の運転免許証に更新する際は、自動車が505B、二輪車・三輪車が255Bとなります。



新規取得方法2(教習所で講習・試験を受ける)

陸上運輸局(DLT)指定教習所で合計15時間の授業(技能教習10時間、学科教習5時間)を受け、教習所で試験に合格すれば免許証の発行が可能です。陸上運輸局が運営する教習所はもちろん、局承認の民間運営の教習所も多くあります。民間教習所の場合は、15時間の教習コースで約4,000〜5,500Bの教習料金が必要です。
※二輪車免許の場合も同様の内容となりますが、教習料金は1,000B前後となります。

日本と異なり教習期間が非常に短く、仮免許という段階を経ずに一般道路を走らせる場合も多いです。そういった緩さは良くも悪くもタイらしいと言えるかもしれません。

ただし、1つ目の取得方法同様に、最終的には陸上運輸局へ直接申請に行かなければなりません。また、指定教習所を卒業した場合、すでに授業を受けた学科教習と合格した学科・技能試験が免除されます。

学科試験の範囲や技能試験のコツを教えてくれるのはもちろん、コロナ禍で常に変更される免許取得の手続きも、関係者が丁寧に説明してくれるため、金銭的に問題がなければこちらの方法のほうがオススメです。


▼方法2の手順▼ ※コロナ禍の影響により免許センターによって手順が異なる場合があります

1 指定教習所に通って卒業

  • 教習は合計約15時間(コースによって若干異なる)
  • 卒業試験は陸上運輸局と同じ内容(詳細は【方法1の手順】の3〜6を参照)

2 最寄りの陸上運輸局(免許センター)で申請


3 申請書類の提出

1. 旅券(パスポート)のノンイミグラントビザ、またはタイ国永住許可証

  • それぞれの原本及びコピー1部が必要

2. 発行から1カ月以内の健康診断書

  • 病院かクリニックへ行って、運転免許申請用に使用すると伝えれば専用フォームを用意してくれます

3. 日本大使館領事部発行の在留届出済証明

  • 永住許可証を持っている人は、大使館発行の在留届出済証明は必要ありませんが、永住許可証・居住証明書(入国管理局発行のもの)が必要
  • 労働許可証(ワークパーミット)を持っている人で許可証内の住所欄に現住所の記載がある場合は、大使館発行の在留届出済証明は必要ありませんが、労働許可証が必要
  • それぞれの原本及びコピー1部が必要

4. 写真 1インチ×1インチ (2枚)


5. 指定教習所の卒業証

※指定教習所を卒業すれば、学科講習と試験は全て免除


4 合格した場合の発行料と手数料

その場で免許証を取得(混み具合によりますが、約1時間)

  • 【自動車】205B(100B*有効期限2年+手数料5B)
  • 【自動二輪・三輪車】105B(50B*有効期限2年+手数料5B)

※これは初回のテンポラリー運転免許証を発行する時の料金です。
通常の運転免許証に更新する際は、自動車が505B、二輪車・三輪車が255Bとなります。



タイ陸上運輸局の場所はどこにあるの?

チャトチャック支局

アクセス

BTSモーチット駅(4番出口)から徒歩7分

電話

02-271-8888


プラカノン支局

アクセス

BTSバンジャーク駅(3番出口)から徒歩6分

電話

02-332-9688



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