2022年みんなが知りたいタイの飲食料品「果物編」

タイはフルーツ天国!そんな国に住んでいるのですから、フレッシュなのをいっぱい食べたい!そこでスーパーの売り場に並ぶ果物の「ブランド」を調べてみました。

1年を通じて店頭に出回る果物はバナナ、パイナップル、パパイヤ、みかんなど。今からはちょうどマンゴーが旬な時期となり、4月にはランブータンやライチ、マンゴスチンといったタイを代表するトロピカルフルーツも旬の時期です。そして5月に入ってくるとドリアンやドラゴンフルーツ、ロンガンなども旬を迎えて店頭に出回ってきます。

タイで売っている果物にはどんな種類・品種があるのか、タイのどこの地方で収穫されているのか、どこの国から輸入されているのか…ぜひ参考にしてみてください。

※時期によって産地が変わることがあり、調べたブランドが店頭にない場合もあります。あらかじめご了承ください。

マンゴー

Thong Pead-Rew

東部チャチューンサオ県にあるマンゴー生産者組合からの「トン・ペードリーウ」というブランド。同県名物のナムドクマイ種を主に、キオサワーイ種などの様々な品種があり、「Q」マークの認証も取得しています。名前の「ペードリーウ」とはチャチューンサオ県の俗称です。


Sinthana

西部カンチャナブリー県に農園を持つ「Sinthana(シンタナ)」は、輸出もしているプレミアム無農薬のマンゴーを生産。外国人に人気のあるナムドクマイ種をメインに扱っていますが、キオサワーイ種やラッド種などもあり、「Q」マークの認証もされています。


Rai Tai-Ban

「Rai Tai-Ban(ライ ターイバーン)」は東部サケーオ県クロンハード市に果物農園があり、名前は「家の裏庭の農園」という意味。その名の通り伝統的に無農薬の果物栽培を行っています。スーパーではあまり見かけませんが、マンゴー以外にもタイの熱帯果物アカタネノキ(タイ語:マプラン)や、サラク(タイ語:サラ)もあるので見かけたときは試してみては?




りんご

Envy

ニュージーランドのホートリサーチ社がロイヤルガラ種とブレイバーン種を交配させて育成。品種登録は2008年に申請されて2009年に取得しています。甘さと酸っぱさのバランスの良さが特徴で、世界的に人気がある品種です。「Envy」はブランド名で、品種は「サイレート」。


Ambrosia

1990年代にカナダのブリティッシュ・コロンビア州で初めて栽培された大き目の甘いリンゴです。フルーツ酸の量が少ないため、消化しやすいとされています。


Pink Lady

1973年に西オーストラリア州農務局で開発された品種です。緑と赤の混在色が特徴的で、酸味が強め。「Pink Lady」はブランド名で、品種は「クリップス ピンク」。


Royal Gala

ニュージーランドで初めて育成された、ガラ種の黄、オレンジ、赤が混ざったりんごです。1974年にアメリカで植物特許を取得したこともあり、アメリカ産が多いと言われています。甘い味わいが特徴です。


Granny Smith

1868年にオーストラリアで初めて育成された青りんご。このりんごはMalus sylvestrisと、Malusdomesticaを交配されたものだと言われています。果実は固くて酸っぱく、薄皮の緑色でパリッとしたジューシーなりんごです。焼いてもしっかりしているため、アップルパイなどの材料としても人気があります。




メロン

Wasana Farm

中部サラブリー県にある「Wasana Farm」のメロン。茨城や埼玉の青肉メロンなどの種を輸入し、栽培しているメロンが数種類あります。「Q」マーク認証取得済み。農園は観光スポットでもあり、メロンカフェも併設。


Golden Melon Farm Fresh

これも「Wasana Farm」が生産したメロンです。「Q」マークを取得しています。


THAI HYDROPHONIC

1993年に設立された「THAI HYDROPHONIC」社が生産した日本品種のプレミアムマスクメロン。OTOP(一郡一品運動)品にも選ばれ、現在は水耕栽培技術を導入し、無農薬メロンを生産しています。「Q」マークも認証。


Sararin

北部ラムプーン県にある「Sararin(サラリン)」のメロンです。日本の種を輸入し、赤肉と青肉の両方を栽培。スーパー以外にも、全国へデリバリーサービスもしています。




バナナ

N&P

「Natural and Premium Foods」社は、オーガニック食品をメインに生産販売する会社です。果物だけでなく、オーガニック生産の野菜や卵、キノコなども取り扱っています。商品のほとんどはタイ国家農産品・食品規格事務局のオーガニック認証マーク「Organic Thailand」を取得。


fame

西部ペッブリー県のチャアムに本社を持つ果物販売会社「Fruit and Me(略:fame)」のバナナ。ホムトン種とナムワー種を扱っています。


お天道(Otento)

株式会社和郷の関連会社として、2007年に設立された「OTENTOタイランド」 。日本の農業技術を駆使してタイでバナナやトマトなどを栽培し、バンコク都を中心にスーパーはもちろん、レストランやホテルにも野菜を届けています。日本からの輸入品も取り扱っており、デリバリーをしてくれるのがうれしいポイント。




いちご

JEWELRY FARM

福岡県に本社を持つ果物輸出を専門とした「JEWELRY FARM」の博多あまおうです。福岡県を代表とするブランドで、色はきれいでバランスの良い酸味と甘味を持っています。タイのほかにもマレーシアやシンガポールなど輸出されている人気ブランドです。


Yong Gee Farms

韓国の「Yong Gee Farms」が生産しているプレミアムいちごです。




スイカ

J TOY

1975年に設立されたGolden Farm Siam社傘下の野菜・果物・香辛料を生産・販売している会社です。スーパーはもちろん、多店舗展開するレストランにも届けており、13カ国に輸出しています。


Nichcha Farm

2013年に設立されたスイカ栽培専門の「Nichcha Farm(ニッチャー ファーム)」。チョンブリー県に農園があり、種なしスイカの「Happy Family」、黄肉と甘さが特徴的なキングスイエロー種の「King Yellow」をメインに、様々な品種を生産して販売しています。「Q」マークの認証を持ち、デリバリーにも対応。




ぶどう

GRANDEZZA

100年以上の歴史を持つ世界的果物野菜販売会社「aartsen」が2016年に設立した、オーストラリア・南米展開のブランド「GRANDEZZA」です。aartsen本社はオランダのブレダ市ですが、タイに輸入されている種なしぶどうはオーストラリアの農園取り寄せています。


hellooo

1971年に設立したオーストラリアのサンレイシア地区に農園を持つぶどうブランドです。土と水、収穫方法、運送の管理など、栽培のあらゆる観点にこだわりを持ち、「常に新鮮なぶどう」を提供することを心掛けています。


SOOOOO GOOOD

15年前に設立されたGourmet One Foods Service(Thailand)社の輸入品です。ぶどうなどの果物だけではなく、輸入食品全般(加工品含む)を取り扱っています。世界各地の有名ブランド食品をタイへ輸入し、「新鮮さ」を重視。スーパーだけでなく、ホテルや航空会社などにも届けています。




みかん

Thanathorn Orchard

チェンマイ県に農園を持つThanathorn Orchardは、大きくてジューシーなタナトン種と、食べやすくて甘酸っぱいサイナムプーン種を栽培しています。7カ所に店舗があり、首都圏にあるのはノンタブリー県。チェンマイ県の農園は見学もできて観光地としても有名です。


Sunkist

世界的に有名な「サンキスト」のアメリカ産ネーブルオレンジです。ビタミンCたっぷりでジューシーなネーブルオレンジは、ジュースはもちろん様々なメニューの素材として人気です。

A-BEST

1981年に設立され、1983年から野菜・果物の販売を取り扱うA-BEST社のみかんです。適正農業規範(GAP)を達したメーカーから購入し、適正製造規範(GMP)の基準で製造。商品のラベルに追跡コードがあり、ホームページで入力すれば、「いつ・どこで」生産して販売されたかが確認できます。


HFT

中国産のマンダリン オレンジです。

果味源

中国産のマンダリンオレンジです。




グァバ

Rai Tai-Ban

「Rai Tai-Ban(ライ ターイバーン)」は東部サケーオ県クロンハード市に果物農園があり、名前は「家の裏庭の農園」という意味です。それにちなんで伝統的に無農薬の果物栽培を行っています。




ココナッツ

N&P

フルネーム「Natural and Premium Foods」社は、オーガニック食品をメインに生産販売する会社です。果物だけでなく、オーガニック生産の野菜や卵、キノコなども取り扱っています。商品のほとんどはタイ国家農産品・食品規格事務局のオーガニック認証マーク「Organic Thailand」を取得。


Mr.Fruit

「タイ人が生産したタイの果物」をモットーに、タイの熱帯果物全般を扱っている販売会社です。「Q」マークを取得しています。




さくらんぼ

Red Pearl

ニュージーランドに農園と梱包工場を持つRD8 Fresh Produce社が生産しているオーガニックのさくらんぼです。 ほどよい甘さが特徴的で、毎年収穫期を公開。世界中に輸出しており、タイではSundiamond社が輸入しています。


Food Gallery

2005年に設立されたタイの食品輸入・販売会社で、英国の標準化団体「BSIグループ」によるISO9001の認証を取得しています。世界中に50社以上のパートナーを持っており、スーパーはもちろん、フードサービスとケータリングなども展開中です。




パパイヤ

Mr.Fruit

「タイ人が生産したタイの果物」をモットーに、タイの熱帯果物全般を扱っている販売会社。「Q」マークを取得しています。販売しているのはホーランド種で、無農薬でも育てやすく、大きて美味しいと人気です。




ドリアン

Queen Frozen Fruit

市場やローカル店ではよく見かけるドリアンですが、独特な匂いのためスーパーでは多くありません。冷凍ドリアンをスーパーで販売しているのは、この「Queen Frozen Fruit」です。中部パトゥムターニー県に本社があり、ドリアンを冷凍加工しています。多くは中国やアメリカなどに輸出されていますが、定期的にスーパーにも入荷。タイ人にはあまり人気はありませんが、アイスのような食感で外国人には「食べやすいドリアン」や「ドリアンの入門」として人気があります。




アボカド

Suan Saranya

北部チェンライ県にあるフアイサック郡地域企業体によって生産・販売されたオーガニックアボカドです。「Q」マークの認証があります。


AVANZA

ニュージーランドに本社を持つアボカド生産専門の「AVANZA」社のプレミアムアボカドです。ノースランドとベイオブ プレンティに栽培所があり、旬の食材がタイには9月〜1月に輸入されています。


bendotti

西オーストラリア州産の「bendotti」のアボカドです。輸出のアボカドを専門とし、日本にも2021年から輸入されています。入荷時期は8月〜3月。




日本人に人気のタイ産果物豆知識


マンゴー

タイ産のマンゴーにも様々な種類があり、大きく分けると「完熟で食べる種類」と「未熟で食べる種類」です。
完熟で食べる種類の代表としてはナムドクマイ種が有名で、ココナッツ ミルクで炊いた餅米にマンゴーを添えるカオニャオマムアンでよく使われています。東部チャチューンサオ県とサケーオ県のナムドクマイ種のマンゴーがタイで最も甘く、香りが良いと人気です。
未熟で食べる種類の代表はキオサワーイ種で、癖の無い味で一年中採れます。プリックグルアやカピというようなタイのディップとしても、デザートにも好相性。中部ナコーンパトム県で初めて品種混合成功しました。


バナナ

ナムワーやホムトン、カイ、レブムーナンなどのたくさんの品種がありますが、スーパーでよく見かけるのはナムワーとホムトン種です。
西部ラーチャブリー県や中部ピッサヌローク県辺りのナムワー種は、大きいので有名です。
ホムトン種は中部パトゥムターニー県のものが美味しいと言われており、タイ政府観光庁公認の地理的表示(GI)がされています。


パイナップル

東部チョンブリー県シラチャ市のパタビア種は水分が多く、ジューシーで甘くて良質と有名です。
ラヨーン県のクイーン種は濃厚で水分は少なく、甘酸っぱくて香り高い特徴があります。


ココナッツ

プラチュワップキーリーカン県のココナッツは、タイで最も多い約3割のシェア。ジューシーで程よい甘さが評判なのは中部サムットソンクラーム県アムパワー市と、サムットサーコーン県バーンペーオ市のココナッツです。



パッケージに付いたマーク一覧

Q GAP

タイ農業・協同組合省(MOAC)の国家農産品・食品規格事務局(ACFS)によって、食品が適正農業規範(GAP)の仕組み・水準に達成した場合に与えられるのが「Q」マークです。商品の種類と生産過程によって、同局認定の Q GMP(適正製造規範)、Q HACCP(危害分析重要管理点)もあります。「オーガニック食品」の証ではないため、こだわる人にとっては要注意です。

Organic Thailand

タイ農業・協同組合省(MOAC)の農業研究局(DOA)が調査の後、国家農産品・食品規格事務局(ACFS)によって発行されるマークです。この「Organic Thailand」のマークは食品が有機農業(オーガニック)生産法の基準を充した保証となっています。

USDA Organic

アメリカ合衆国の農務省(USDA:United States Department of Agriculture)所属の国家オーガニックプログラム(NOP:National Organic Program)の制度による、オーガニック食品の認証マークです。

EU−Organic

EU(欧州連合)の有機農業規則に従って生産された農産物であることを証明するマークです。




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