本帰国後の教育
幼稚園から小中高の編入まで徹底解説!

家族にとって、帰国後の子どもの教育(進路)は心配ごとの一つです。どの学校に「いつ、どのようにして入学・編入」すればよいのでしょう?

本帰国が決まったら、まずやる事!


タイで通っている学校や塾、習い事等へ本帰国の旨を伝える

本帰国が決定し帰国日も決まったら、まずは子どもの通っている学校や担任の先生へ報告しましょう。その後、退学関係の書類を学校へ提出、学費の返金対応などを行います。タイで塾や習い事に通っている場合も、同じく終了の手続きが必要です。


帰国後に入学・編入学する幼稚園・学校の情報収集

帰国時期や居住する予定の地域が見えてきたら、園や学校の情報収集をしましょう。最近はオンラインで説明会を実施している場合もあるので、参加するのもおすすめです。また、ほとんどの幼稚園や学校の入学申し込みは、帰国後でないと受け付けてもらえません。ですが、電話での問い合わせは可能なので、入学条件や必要書類について事前に確認しておくと安心です。


入学試験・編入学の準備

公立学校の場合は入学・編入学試験を実施しないことが多いですが、私立の学校や高校の場合は入学・編入学試験を受ける必要があります。受験する学校により試験内容は異なりますが、帰国するまでの間に試験勉強や対策をしておきましょう。


日本へ持ち帰る書類

日本の学校へ入学・編入学するときに必要な書類は、帰国前に準備しましょう。

  • 在学証明書(子どもが学校に通っていた期間を証明する書類)
  • 成績証明書(学校で勉強した科目と成績が記載された書類)
  • 推薦書


保育園・幼稚園への入園&中途入園

保育園・幼稚園の新入園児募集は一般的には秋頃にスタート。欠員募集や年の中途入園は、公立では受け付けている場合が多いですが、私立では園ごとで対応が異なります。いずれも帰国前からの準備が大切になってくるので、一時帰国中に園の見学をする、園のHPから最新情報を確認するなどしておくと安心です。


入園・中途入園に必要な書類と流れ(※一例です)

  • 公立:入園申込書と住民票(写し可)を提出し、その後面接や健康診断等を行います。
  • 私立:入園願書を送付し、後日面談などの受験。合格後、入園手続きに進みます。

保育園・幼稚園探しの注意点

中途入園の場合、受け入れ枠があるかがポイントです。希望の園があっても、定員オーバーなどにより入園できない場合があります。その際は選択肢を広げ、入園できる園を探す、役所の担当窓口に伝え相談するなどして対応しましょう。

すべての保育園や幼稚園が帰国子女の受け入れ経験があるとは限りません。その際に頭に入れておきたいことが、帰国子女の受け入れ経験があって、保育・教育に慣れているか、英語指導を取り入れているかなどが挙げられます。



小学校への入学&編入学

日本の義務教育年齢に相当する児童が帰国した場合、居住する地域の役所に住民票を移すと同時に決められた通学区の公立の学校か、または私立の学校に通学させるための手続きをしなければなりません。帰国生の受け入れに関しては、国立、私立、公立小学校において実施されています。


入学・編入学に必要な書類(※一例です)

以下の書類は、日本の学校に編入学する際に必要な書類です。在学証明書や成績証明書はタイ(海外)で通っていた学校から発行されるので、帰国前に必ず受け取りましょう。

  • 在学証明書(子どもが学校に通っていた期間を証明する書類)
  • 成績証明書(学校で勉強した科目と成績が記載された書類)
  • 推薦書、内申書(ある場合のみ)
  • 住民票
  • 入学願書(私立や国立校への入学を希望する場合)

国立・私立・公立小学校への入学・編入学

小学校への入学・編入学は通う学校によって異なる場合があります。ここでは公立・私立・国立の3つにわけて紹介。


公立の小学校

公立の小学校へ通う場合、まずは居住地の住民登録を済ませ、居住地区の教育委員会へ入学・編入学を申請。申請後に学校が指定され入学通知書が発行されます。その後、帰国時に持ち帰った必要書類を学校へ提出し、編入・入学の手続きを行い、学校へ入学することが可能です。


国立・私立の小学校

国立・私立の学校へ入学を希望する場合、入学試験を受けなければなりません。また、編入学は各校で方針が異なり、欠員募集のみ、もしくは随時募集している学校もあります。



公立中学校への入学・編入学

公立中学校へはいつでも編入学が可能です。帰国後に住民登録を行った後、教育委員会での手続きと学校長との面談等を経て入学。また、最近人気が高まっている公立中高一貫校は、欠員があれば編入試験を行うという場合があります。


必要な書類と手続き(※一例です)

  • 在学証明書
  • 成績証明書
  • 健康診断表
  • 指導要録の写し
  • 教科書給与証明書


私立中学校への入学&編入学

帰国後の選択肢として高い人気を誇る、私立の中学校。海外に住んでいる(いた)帰国生の多くは「帰国生の受け入れ体制」を持つ学校を受験してください。帰国生の受け入れ体制を持つ学校の方針は、大きく3つに分かれます。

  • ①海外に長く滞在していた帰国生を対象に、学習のフォローや日本の学校生活への適応指導をする。
  • ②外国語能力や海外経験で得た特性などに期待し、その能力を伸ばす。
  • ③国際理解や外国語教科の推進役として帰国生に期待するが、あえて特別扱いはしない。

①や②の場合は帰国生だけで学級が構成されていたり、英語などの特定した教科を帰国生(またはその教科において優秀な生徒)のみで学ぶといった、「取り出し授業」が行われることもあります。③は一般生と同じクラスやカリキュラムで指導する。


出願資格・条件

入学と編入学試験ともに、帰国生として受験する場合の出願資格・条件は下記の通りです。ただし、規定を満たしていない場合でも柔軟に対応してくれる学校もあるので、まずは直接問い合わせてみましょう。

  • 海外で外国の学校教育を受けた人。ただし、日本人学校に在籍していた場合は帰国生としての受験が認められないこともあります。
  • 一般的に海外(継続)滞在年数が2年以上あれば、帰国生として認定されます。多くは帰国後1〜3年以内ですが、 地域や学校によって細かい規定を設けている場合もあるので確認しましょう。

試験時期

入学試験

帰国生向けの入試は、海外入試などを含めると、早いところでは10月から始まり、2月中旬(ごく数校は3月)まで続きます。中学入試の場合は受験の1〜2年前には帰国し、本格的に準備を始める家庭が多い。子どもの入試には、綿密な受験計画や保護者のサポートが必要不可欠です。


編入学試験

一般的には1学期末に行われる「9月編入者向け」と、3学期末の「4月編入者向け」に志願者が集中。ごく少数ですが、2学期末にも編入学試験を行なう学校があるほか、随時実施している場合もあります。
ただし、編入学試験は「欠員募集」により実施されることが多く、実施されない年度もあるのでご注意を。また、募集要項は試験直前にならないと発表されないことも多いため、すぐに対応できるように準備しておくとよいでしょう。


出願書類リスト

入学願書一式

記入例を参考に、自筆で丁寧に記入すること。日本での住所が未定の場合は親族などに相談するのも一つの手です。


海外の学校に在学した証明書

在学・卒業証明書に加え、成績証明書(原本)、又は成績表のコピーを提出するのが一般的です。和訳添付の場合、教科名や成績表の評価の基準も説明しておきしましょう。


海外在留証明書

通常は、保護者の勤務先で発行してもらえます。公印が必要な場合もあるので確認しておきましょう。


海外滞在歴一覧と志望理由書

出入国日や、小学校以降に転出・転入した日付を、きちんと書き留めておきましょう。


受験料納入証明書

海外から出願する場合は、事前に振り込み方法の確認を。難しい場合は、日本にいる親戚などに依頼しましょう。




帰国生入試で高校に入る方法

国際化が進む中で、海外から帰国した生徒(帰国生)を受け入れる高校は、国公私立を問わず日本全国で増加中。「帰国生入試」で高校に入るための概要、実態、準備方法を紹介します。


出願書類・作成上の注意


入学願書一式

最近はWEB上で出願できる採用校が増えてきていますが、すべてをWEBで行えるわけではなく、WEB出願後に成績証明書や推薦書などの送付が必要になることもあります。


現地在籍校の在学・卒業・成績証明書

学校により提出書類は異なりますが、在学・卒業証明書に加え、成績証明書(原紙)、または成績表のコピー提出が通常。和訳添付の場合、教科名や成績表の評価の基準も説明しておきましょう。
※このほかに、語学運用能力試験のスコア・各種表彰状などの提出を求める学校もあります。


海外在留証明書

海外に何年在留していたかを証明する書類で、通常保護者の勤務先が発行します。パスポートのコピーの提出で出国・帰国日を確認する学校や、規定の用紙への記入、勤務先の公印を求める学校もあるでしょう。


海外滞在歴一覧・志望理由書

本人作成の海外滞在歴の提出を求める学校も多い。志望理由書は考えをまとめ自筆で丁寧に記入すること。


受験料納入証明書

支払い方法は現金支払い、銀行振込、クレジットカード決済の3つ。クレジットカード決済は、WEB出願を採用する学校で支払い可能です。


日本国内の中学校の成績証明書(調査書)

帰国後、日本の中学校に在籍した場合は、成績証明書(調査書)が必要になります(一般生と同じもの)。入試の日程を考え、早めに中学校の担任に依頼しましょう。


出願資格

帰国生入試に出願するための資格は、主に次の2つです。

  • ①すでに海外・日本国内にあわせて9カ年の学校教育過程(小学校・中学校)を修了しているか、または入学年の3月末日までに修了見込みがあること。
  • ②海外の学校に継続または通算して在籍した年数が一定以上あって、帰国日
  • から受験する日までの年数が経過しすぎていないこと。

②の年数は2年以上で、「帰国から受験までの経過期間」は1〜3年で設定されることが多いようです。そのほか追加される場合、「入学後は保護者と同居すること」「指定する通学地域に居住すること(またはその予定があること)」「保護者の帰国後に受験者本人だけで在留した期間や、本人単独で留学した期間は海外の学校での在籍年数に含まれない」などが代表例。


選考方法

首都圏の一般入試では私立だと3教科(英語・数学・国語)、国公立では5教科(英語・数学・国語・理科・社会)での学科試験を中心に選考が行われます。
しかし、帰国生入試では国公私立問わず海外で受けてきた教育内容に配慮して、一般入試とは別の観点から評価できるように工夫されていることも多いようです。学科試験の教科数が5教科ではなく3教科に軽減されるケースもあります。


帰国生入試における4つの主な選考方法

①書類・作文・面接

「帰国生の受け入れ」を主な目的とした学校を中心に実施。学科試験は行わず、海外で在籍していた学校での成績表や活動歴などを記した「書類」、日本語または外国語(英語の場合が多い)による「作文」と「面接」で選考します。


②英語力を重視

私立の進学校などでは学科の「英語」のみか、「国語」が追加されたり、「作文」「適性検査」「面接」が加わることもあります。3教科の学科試験を課す場面でも、「出願書類の英語能力試験の成績を含めて評価」するなど、英語力を重視した措置がとられているようです。


③帰国生専用の問題

一部の学校では帰国生専用に作られた学科試験(3教科または5教科)で選考されます。「数学」「国語」は一般の入試より難度を下げ、「英語」をやや難しくするなどの工夫がされることも。


④一般と同じ問題

国公私立の難関校の多くでは、一般生と同等の学力を要求。帰国生には合格基準点を若干下げるなどの配慮をされることもありますが、競争はかなり厳しいです。



滞在時からの準備

情報収集

志望校の選定は海外にいても可能です。インターネットでウェブサイトをチェックしたり、日本から学校案内を入手したりするほか、バンコクなど日本人駐在員が多い都市に在住していれば、現地の進学塾で情報を仕入れることもできるでしょう。また、一時帰国中も進学先を探す絶好のチャンスです。志望校が固まりはじめたら学校見学や入試説明会、学校主催のイベントや進学セミナーなどに参加して、学校の雰囲気は生徒の様子を見てみましょう。


帰国生受け入れ校の教育体制(代表例)

  • ①帰国生の受け入れを主な目的として、生徒の大半を占める帰国生を中心に教育環境を持つ学校。
  • ②帰国生の受け入れが主な目的ではないですが、日本語の補習や一般生とは異なる特別な語学クラスや帰国生にも対応した生活指導センターなど、帰国生に対する“何らか”の体制を持つ学校。
  • ③帰国生枠での入試制度は設けていますが、帰国生を対象にした特別な受け入れ体制を持たず、基本は一般生と同様の教育を行う学校。

また、志望校が固まり始めたら、実際に学校へ足を運んでみましょう。帰国生を受け入れている学校では、帰国生に対応した学校説明会を開催するだけでなく、事前に問い合わせれば個別の学校訪問に応じてくれるところが数多くあります。さらに文化祭などの行事を公開していれば、それに行ってみるのも一案です。里帰りや一時帰国を利用して、参加してみることをオススメします。
ただし、参加には事前の予約が必要になる場合や、帰国生としての資格認定を義務付けている学校もあるので、計画はお早めに。


POINT

グローバル化で帰国生入試を本格化させる学校が増えたり、不透明な大学入試改革で大学付属校の人気が高まったりと情報は常に流動的です。


スケジュール

気をつけたいのは子どもが全日制日本人学校ではなく、現地校やインターナショナルスクール(以下、インター)に通っている場合です。日本の高校に出願する際は一部の学校を除き、「入学年の3月末日までに9カ年の学校教育過程を修了するか、またはその見込み」が資格となっています。しかし現地校やインターに通う場合は、日本での修了月との違いからその条件を満たす前に受験期が来てしまうため、この“ズレ”に対処することが必要です。代表的な方法は4つあります。


9カ年の学校教育課程を修了&見込みにする方法

  • ①早めに帰国して中学校に編入し、3月末日までに修了見込みとする。
  • ②海外の全日制日本人学校に編入し、3月末日までに修了見込みとする。
  • ③海外の学校(中学相当)をそのまま卒業し、日本の高1途中(多くは9月)に編入学する。
  • ④海外の学校で高1相当に進んでから12〜2月に退学して受験し、4月に入学(自動的に1学年落ちます)。

どれを選ぶにしても、リスクは把握しておきましょう。
①は日本の中学校に馴染めないことから、受験勉強に集中できないこともありえます。
②の全日制日本人学校は運営母体が私立なので、いつも編入学できるとは限りません。
③は編入学試験自体が欠員補充であることも多く、志望校が実施しないこともあるでしょう。実施されたとしても高倍率になりやすいです。
④は学年が下がることへの精神的なストレスに対して、フォローが必須。とはいえ、こうした方法で見事合格するケースも少なくありません。通年で編入学試験を実施したり、入学年の6月卒業見込みでも受験を認める学校が少数ながら出てきています。


POINT

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による想定外の動きになっても、こまめに受験先の最新情報を確認し、慌てずに対応できるようにしましょう。


受験の準備

海外滞在中、受験の準備はどのように進めるべきなのでしょうか。前手の「帰国生における4つの主な選考方法」ごとに、その対策を紹介します。


書類・作文・面接で選考

対策としては、現在タイ(海外)で在籍している学校での学習や課外活動に力を注ぎ、充実した学校生活を送ることが第一です。こうした選考では、現地の学校での成績や活動の記録が重要な選考基準となるので、できるだけ良い評価を得ておく必要があります。また作文や面接では、異文化での暮らしぶりや地域とのかかわり方など、学科試験では知ることのできない意欲や知的好奇心の旺盛さを、じっくりと見られることも知っておきましょう。
そのほか作文や面接の対策としては、試験で使用する言語自体の学習、文章作成の練習、これまでの滞在・教育歴を振り返って意見をまとめておくことなどが有効です。


英語力を重視して選考

まず、要求される英語力はかなり高いものだと心得ておきましょう。日本の文部科学省が認定している中学校の教科書レベルでは全く足りません。英検®2級相当の英語力があっても、人気校や難関校では不合格になるケースが相次いでいます。また、日本の英語問題の形式で出題されることはほぼなく、実践的な力を問う場合がほとんどです。英語のエッセイを書かせて総合力を図る学校も中にはあります。そのため対策としては、まずは各学校の過去問題を入手して志望校の出題レベルを把握することでしょう。またごく一部ではTOEFL®やTOEIC®、英検®の問題集を使って勉強するのが有効な場合も。


帰国生専用問題で選考

求められるのは、日本の学齢での標準的な学力となります。問題のレベルは、日本の文部科学省が認可する教科書内での基礎的な部分にとどめられることが多いです。そのため、極端に難しい受験用の問題集に取り組む必要はありません。学齢に合ったレベルの参考書や問題集を入手して、基礎的な問題を多くこなすことが得策になってくるでしょう。


一般と同じ問題で選考

帰国生に対し、選考段階で多少の配慮(合格点を若干下げるなど)はしてくれるものの、日本国内の難関校を受験する子どもたちと同等の学力を求められることが多いです。
そのため、海外にある進学塾に通ったり、通信教育を駆使するなどしながら、日本国内でその学校を志望している受験生と変わらない勉強をしておく必要があります。


POINT

新型コロナウイルスの影響でオンライン面接など選考をオンラインで行う学校が増加しています。事前に塾などのオンライン講座や面接で慣れておくのも◎。



本帰国後の子どもの生活

日本に帰国して、子どもが初めて1人暮らしをする際、親として気になるのは、「子どもが安全に楽しく暮らせるのか」ということと1人暮らしでかかる費用でしょう。物件選びや費用を抑えるためのポイントを紹介します。


学生寮

学生寮は学校の敷地内や学校と近い距離にあることが多いので、初めての1人暮らしでも安心して生活できます。集団生活のため門限や寮独自のルールや規則は設定されますが、その分食事の用意や生活面でのサポートが充実。


寮生活のアレコレ


①規則が厳しそう…

集団で生活する以上、ルールを守ることは避けられないが、「規律ある生活を送ることで、自活できるようになった」と、成長を実感する声が多数寄せられています。窮屈にも思えますが、「ルールがあることで、結果的に皆が快適に暮らせる」ということも理解しておきましょう。


門限は厳守、外泊は限定的に可

規則正しい生活の確率や安全面の配慮から、多くの学校で門限を設定しています。外泊は許可が必要で、友人宅や私的な旅行等の外泊は認められていません(事前に保護者の承諾を得られれば、実家や親戚宅などに外泊することができます)。


自室へのスマホの持ち込みはOK!

「夜間はスマホを預ける」という学校も中にはありますが、ほとんどの学校は自室へPCやスマホの持ち込みを認めています。ただし、TVや備え付けのゲーム機、楽器など、音の出る物や娯楽性の高い物は多くの学校で持ち込みを禁止です。


②プライベートがない?

プライベートが制限される相部屋は時に煩わしく感じることもありますが、「寝食を共にすることで一生の友だちができた」という声も多いです。


学習(自習)時間は「あり」が多め

学習時間を定めている寮では、大体1時間30分〜3時間程度の自習時間を設けています。


ルームメイトは同学年が多い傾向

ほとんどの寮は「2人部屋」で、ルームメイトは同学年になることが多いです。最近では「個室」に住むことができる学生寮も増えてきています。


③費用はどのくらいかかるの?

一般的に、寮は学校と近い場所にあることが多いので、通学費用は浮く傾向にあります。また、学習スペースにチューター(個別指導スタッフ)がいる場合は無料で質問でき、塾いらずの手厚い学習サポートを受けられる寮も多いです。



情報提供

ワイズ・パブリッシング・ジャパン株式会社
『帰国便利帳』


保護者に出来る帰国前後のグッドアクション



本帰国体験記



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