国境を越える引っ越しを支える現場のプロたち。
NIPPON EXPRESSで働くタイ人スタッフが語る
「高品質サービスへの誇りと想い」

日本とタイを行き来する多くの人々や企業を支えているのが、国際物流のリーディングカンパニー・NIPPON EXPRESS(日本通運)です。タイにおける国境を越えた引っ越し現場の第一線で活躍するタイ人現地スタッフ2名にインタビューを実施しました。

日本の大学留学を経て入社し、現場の司令塔として活躍するスーパーバイザーのタナパット(ニックネーム:一休)さんと、勤続15年のベテラン作業チーフであるブーンリアン(ニックネーム:シン)さん。日系企業を選んだ理由や「日本品質」を守る現場の工夫、仕事のやりがい、職場の雰囲気までたっぷりとお話を伺いました。


 

なぜ NIPPON EXPRESS 社で働こうと思ったのですか?

まずは、NIPPON EXPRESS(日本通運)に入社したきっかけを教えてください。

  • 私はもともと、ロジスティクスという仕事そのものが大好きだったんです。きっかけは日本の大学に4年間通っていた頃に遡るのですが、当時は日本でロジスティクス関係のアルバイトをしていました。その中で、大手企業をはじめとする様々な引っ越し会社を見てきたんです。現場で実際に仕事の素晴らしさを学び、この業界に対して大きなリスペクトを感じるようになりました。

数ある物流会社の中で、他社ではなく NIPPON EXPRESS 社を選んだ理由は?

  • 日本滞在時に色々なロジスティクス会社でアルバイトを経験する中で、「この会社の素晴らしさは特別だ」と実感したのがNIPPON EXPRESSでした。確かな技術とサービス精神に感銘を受け、「帰国後に働くなら絶対にこの会社だ」と心に決めていました。

入社前のイメージと、実際に働いてみてのギャップはありましたか?

  • ギャップはまったくありませんでしたね。入社前に抱いていたイメージ通りの素晴らしい会社でした。

「日系企業」に対して、どのような印象を持っていましたか?

  • 入社前は「日系企業は厳しい」と聞くこともありました。しかし、実際に働いてみるとそんなことはありませんでした。とても規則正しく、安心して働ける素晴らしい環境です。
  • 私自身、日系企業が大好きです!タイであっても日本であっても、丁寧な姿勢や人を大切にする文化は変わらないと感じています。


 

どんな仕事を担当していますか?

現在の具体的な担当業務について教えてください。

  • 主に日本からタイへ来られる方や、タイから日本へ帰国される方々の引っ越しをサポートするスーパーバイザーを務めています。入社して1年半ほどになりますが、数名のチームで作業をスムーズに進めるための事前準備を徹底していますね。当日は現場に立ち会い、お客様とのコミュニケーションや、作業員への通訳・指示出しを担当しています。
  • 私は勤続15年ほどです。作業チーフとして、引っ越しの現場で実際に荷物を運んだり、チームの作業員たちに指示を出して現場をまとめています。

普段の仕事の流れや、心がけているポイントは?

  • 朝一番に当日のスケジュールをしっかり確認します。お客様は日本人だけでなく、タイ人や欧米人の方など様々です。事前に荷物の内容を把握し、アパートなど物件側との調整や、搬入・搬出の段取りをしっかり整えることが何より大切になります。

バンコクでの引っ越しで、特に忙しい時間帯はいつですか?

  • 一番忙しいのは15:00頃ですね。というのも、バンコクの一般道路では16:00〜20:00の時間帯は、大型トラックの走行が不可(通行規制)となります。そのため規制時間が近づくと、作業スピードを上げて急がなければなりません。

現場ではどんなお荷物が多いですか?

  • 日本人ご家族の場合、食器類、衣類、靴、お子様のおもちゃや学校用品などが多く見られます。
  • それに加えて、食品関係やゴルフバッグなども非常に多いですね。

「失敗できない緊張感のある作業」とはどんな場面でしょうか?

  • 高価なものやお客様が大切にされているお荷物の取り扱いです。梱包する際はお客様と一緒に状態をしっかり確認していただきます。後で紛失や破損があっては絶対にいけませんので、最も神経を使う瞬間です。
  • また、お部屋の入退去時に壁や床に傷をつけないようにしっかりと養生(保護)をする作業や、荷物の出し入れも非常に緊張感を持って集中して行っています。


 

日本品質をどう実現していますか?

高い「日本品質」のサービスを提供するために、どのような工夫をしていますか?

  • 引っ越し当日にスムーズかつ早く作業を終えられるように、あらかじめ現場の下見を行い、綿密な計画を立てています。お客様が気持ちよくお引っ越しできるように、事前準備は全力です。

バンコク交通渋滞は有名ですが、「時間厳守」の面ではどう対応していますか?

  • 仰る通りバンコクの渋滞は激しいので、あらかじめ余裕を持ったスケジュールを組んで行動することを徹底しています。

ローカルのタイ企業との「違い」を感じる部分はどこですか?

  • お客様への丁寧なご挨拶、身だしなみ、そして細やかなビジネスマナーですね。そうした徹底ぶりが大きな違いだと思います。

 

仕事で嬉しかったこと・印象的な出来事は?

これまで仕事の中で、特に嬉しかった瞬間を教えてください。

  • 嬉しかったエピソードはたくさんあります!ある時、作業が終わってオフィスに戻ったら、上司がお客様との電話で「今日の引っ越しに大変満足した」とお褒めの言葉をいただいていたことを聞いて知りました。一生懸命頑張って本当によかったと感じた瞬間です。
  • 作業が終わった後に「ありがとう」と直接感謝のお言葉をいただける時ですね。とてもやりがいを感じますし、お心遣いで飲物や軽食をご用意していただける時も本当に嬉しいです。
  • 別件ですが、お客様のご都合で急遽「予定よりかなり早く作業を終わらせなければならない」というピンチがあったんです。その際にはチーム一丸となって作業を急ぎ、ご希望の時間前に無事完了できた時は、お客様から大変感謝していただきました

これまでに印象に残っている現場や、トラブルを乗り越えた経験はありますか?

  • エレベーターが使用できない物件で、かなりの高層階にあるお部屋の引っ越しを担当した時です。チーム全員で集中力を高め、階段を使って一つひとつ丁寧に荷物を運んだことが強く印象に残っています。
  • 事前に行う下見で荷物の量を確認するのですが、当日現場へ行くと想定していたよりも荷物が大幅に増えていることがあります。お客様の会社で決められた規定量をオーバーしてしまった際も、焦らず落ち着いて最善のご提案をお客様へ行い、無事に解決することができました。

 

タイ人スタッフから見た日本は?

日本人と一緒に働いていて感じることや、学んだことは何ですか?

  • 日本人のスタッフやお客様は、時間をしっかり守り、礼儀正しくとても優しいと感じています。 また、作業中に日本人の奥様がタイ語で話しかけてくださることがあるのですが、私に対して一生懸命タイ語で伝えようとしてくださる「思いやりの心」に接し、とても温かい気持ちになると同時に多くを学ばせていただきました。

 

職場の雰囲気は?

会社の雰囲気や、働きやすさはいかがですか?

  • 雰囲気は部署によってそれぞれですが、私の場合は日本人のスタッフとも楽しく冗談を言い合えるオープンな関係です。タイ人同士は普段通りタイ語でフランクにコミュニケーションを取っていますよ。急用で休みを取りたい時は快く了承してもらえるので助かっています。
  • とても働きやすいです!私自身すでに15年勤めていますが、これからもずっとここで働きたいと思っています。会社が定期的に食事会を開催してくれるので、社内のコミュニケーションはとても良好ですね。
  • 部署によって繁忙期が異なるため全員一斉とはいきませんが、社員旅行があるのも嬉しいポイントですね!


 

将来の目標は?

最後に、お二人の今後の目標をお聞かせください。

  • プライベートも含めて、これからも素晴らしい家庭・家族を築いていきたいですね。
  • もっとたくさん仕事をしてチームに貢献し、今以上に成長して昇給できるよう頑張っていきたいです!

本日は現場のリアルで素晴らしいお話をたくさんお聞かせいただき、ありがとうございました。これからもお二人のご活躍を心より期待しております!

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