バンコクのタイ料理特集
伝統からモダンまで百花繚乱のタイ料理の中でも、美食都市バンコクを代表する13軒の名店をご紹介。今日はどんなレストランで、何を食べましょうか?
緑に囲まれた空間で新感覚の伝統料理を満喫
JIM THOMPSON
タイの伝統的な木造の家「ルアンタイ」をイメージして造られたクラシカルなレストラン。鮮度の良い最高品質の食材を繊細に調理し、斬新でありながら本格的な味わいに。また、古くから親しまれる各地方の料理や定番のパッタイ、チャーハンなども提供。趣のある雰囲気でリラックスしながら食事を楽しむことができる。
| 海老入りパッタイ |
250B〜 |
| ポメロサラダ |
260B〜 |
タイ料理界の巨匠が紡ぐ 伝統と革新の宮廷の味
R-HAAN
タイ版「料理の鉄人」として知られるチュムポン氏が総料理長を務める、ミシュランガイド掲載店。全国から厳選した上質な食材を駆使し、伝統が息づく宮廷料理をモダンに昇華。7月にお目見えした「モンスーン・シーズン」など、旬を映したコース料理を振る舞う。趣向を凝らした全16品のラインナップを、じっくりと堪能して。
「辛い! でも、クセになる!」 家族に伝わる南部料理
BAAN ICE
料理人だった祖母の昔ながらの南タイ料理を、厳選食材と同地方の調味料で忠実に再現。自家製麺で頂く「カノムジーン(おばあちゃんの米素麺)」やオリジナルの「カオヤムクンプー(おじいちゃんの混ぜご飯)」など、庶民的な味わいが人気の秘訣。トンロー店の他、サイアムパラゴンなど都内5店舗で自慢の味を堪能できる。
| カオ・ヤム・クン・プー |
180B |
| ムー・ガピ |
180B |
| カノムジーンサムラッブクンヤー |
220B |
お手頃価格が嬉しい 創業38年のタイ宮廷料理
BUSSARACUM
スウェーデン国王をはじめ、各国の首相も訪れるレストラン。野菜や果物を細工して作る装飾や花びらで着色した紫色の点心、網掛けになった卵焼きなど、目を喜ばせる繊細な宮廷料理を楽しめる。この他、鮮度抜群の魚介類を使用した定番料理も見逃せない。さらに、来店時に「WiSEを見た」と伝えると、会計時食事代が15%オフに。
| タイ宮廷スタイル前菜盛り合せ5品 |
200B/人 |
| ミエンカム 6皿 |
180B |
お洒落な古民家カフェで スローな時間と伝統の味を
KRAM
築50年以上の一軒家を改装した店内は、都心にいることを忘れさせる落ち着いた雰囲気。緑眩しい中庭と、木の温もり溢れるナチュラルな美食空間が出迎えてくれる。15種以上のスパイスを煮込んだ名物「マッサマンカレー」をはじめ、料理はいずれも食通のタイ人たちをも魅了する本格派。お薦めメニューは黒板を要チェック!
東京で人気のタイ料理店 開放感ある寛ぎのひとときを
KRUNG SIAM THAI RESTAURANT & BAR
渋谷や自由が丘など東京都内に15店舗ある「KrungSiam」のバンコク店が、プロンポン駅から徒歩5分の好立地の場所にある。安定した味と日本式のきめ細かいサービスが、接待や特別な食事に重宝する。また、ランチではお得なセットメニューも充実。店内には日本人ソムリエがいるので、ワインをセレクトしてもらうのもオススメ。
| おつまみセット |
350B |
| ソフトシェルクラブと卵のカレー炒め |
380B |
新鮮な海の幸が昇華した 伝統的なタイ・キュイジーヌ
SAVOEY
創業47年。ターミナル21やオールシーズンズプレイスなど、国内に9店舗を展開する老舗店。店内には指差しでも注文できる生け簀があり、シャコやカニ、ロブスターといった魚介を種類豊富にラインナップ。名物の「プーパッポンカリー」は、プリプリのカニの身と濃厚ソースの相性が抜群。自慢のクラフトビールと共に、ぜひご賞味を!
本格タイご飯も、スイーツも! 欲張りに楽しむ伝統の味
BAAN YING
愛され続けて20年。ターミナル21の他、メガバンナーやサイアムセンター、シーロムコンプレックスなど8店舗があり、買い物途中の休憩にもぴったり。タイ版オムライス「カオ・カイコン」発祥の店として知られ、創業者一家に伝わる家庭の味が魅力。タイらしいスイーツやフルーツジュースも揃い、カジュアルなカフェとしても重宝する。
庭の緑を眺めながら頂く やさしいおばあちゃんの味
KALPAPRUEK
シーロムやセントラルワールドなど都内に3店舗を構え、創業44年を迎える「KALPAPRUEK」。オーナーの曾祖母のレシピを受け継ぎ、変わらぬ味でファンを魅了する。生ココナッツミルクで作る名物「ビーフカレー」は、もっちもちのロティとー緒に頂くのがこの店流。自家製ベーカリーが充実し、アフタヌーンティーを楽しむカフェ使いも◎。
各地の郷土料理に舌鼓 2年連続ミシュラン掲載店
KIEW KAI KA
オーナーが全国を旅する中で出合った絶品ローカルフードを提供する「Kiew Kai Ka」。中部の地魚「ライギョ」の揚げ物や、特製ソースで食す南部の特大生ガキなど、各地の名物料理が味わえる。ミシュランガイドが“店の顔”と評した「鴨とフルーツのレッドカレー」も必食の一品。果物由来の上品な甘みと、鴨肉特有の旨みが楽しめる。
駅近の好立地で味わう ほっと落ち着く家庭料理
BY BUA
BTSサラデーン駅3番出口を降りてすぐの「By Bua」。オーナーの大好きな母の味を現代風にアレンジしている。オススメは魚のすり身を揚げた「ホーモック」。35年継承するカレーペーストの口当たりのいいマイルドな刺激と、つなぎを使用しないふわふわな食感がやみつきに。プライベートルームもあり、特別な時間を演出してくれる。
一軒家レストランで味わう 中国料理との優美なコラボ
AMDANG TYPHOON
緑に囲まれた、プロンポンの隠れ家レストラン。四川料理のエッセンスを加えた新感覚のタイ・キュイジーヌを取り揃え、どの品にもシェフの遊び心がたっぷり。まずは、香港スタイルの「スパイシー・クラブ」をオーダーして。肉厚でプリプリ食感のカニの身を、ニンニクや唐辛子など自家製スパイス揚げの衣に絡めて召し上がれ。
専門店で新発見 奥深いガパオの世界
KAPROW KHUNPHOR
シーロムに本店を構えるガパオ専門店。「娘に食べさせたい食事」をテーマに料理好きのオーナーが2年前にオープンした。定番の挽肉をはじめ、シーフード、和牛、黒豚など厳選した食材を使用。化学調味料不使用でカラダに優しい。ライスだけではなくパスタもセレクトできる専門店ならではの豊富なメニューも嬉しい。
| エビ、豚挽肉、豚バラのカリカリ揚げ、ホタテのガパオ。 |
79B〜 |