【バンコクハイジーン】VOL.3 : 果物酢

常夏の国・タイ。バンコクは高温多湿であり、いつ夏バテ状態にもなるとも限りません。それに加え、慣れない海外生活や仕事のストレスなど、体調管理がとても重要になります。バンコクで体験できるちょっと変わった健康法(ハイジーン)。あなたのカラダにもいい変化が現れるかもしれません。
 


 
「健康にはなりたい。でも面倒くさいのはイヤ!」。わかります、その気持ち。筆者も常日頃何かを飲んで元気になるものはないかと考えていたのですが、ついに見つけました。健康酢です。「新しくないじゃん!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あなたの健康酢の知識は黒酢、玄米酢、りんご酢止まりではないでしょうか? 日本でお酢を使った健康法といえば、これらの酢を飲むのが一般的です。
日本ではおばあちゃんの知恵袋的な感じがありますが、バンコクではさまざまな果物のフレーバーを利用したお酢を購入できます。店舗名は「Vom Fass」 (フォムファス/エイトトンロー内)で、ウェブサイトはこちら(www.vomfass.com)。お店に入ってみると、その一角だけが地中海の装い。ニコールさんというキレイで日本語も堪能なスタッフの方が、樽の中からお酢を取り出し、それぞれの酢の効果効能について説明してくれます。ちなみに「Vom Fass」とは文字通り、「樽の中から」という意味のドイツ語です。
売れ筋はラズベリーとヘーゼルナッツのお酢で、日本人にはシークワーサー酢やマンゴ酢が人気のよう。忙しいビジネスマンのために「お酢の飲用方法を教えてください」と聞くと、ニコールさんいわく「水か炭酸水にスプーン一杯の果実酢を入れて、毎日続けて飲むと体調がよくなることを実感できますよ」とのことでした。
黒酢を毎日飲んでいると、どうしても飽きてしまうのですが、果物酢ならスタイリッシュでかつ、さまざまな摂取方法があるのがうれしい点ですね(ちなみに筆者はアイスクリームにラズベリー酢をかけるという食べ方にハマりましたが、アイスクリームを食べ過ぎるとダイエットという別の問題が起きます……)。
フォムファスは、東京やマレーシアにもお店がありますが、バンコクで買うとかなり安く買えるというのもポイント。近隣諸国のお客さんがわざわざ買いに来る人気店です。

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フォムファスのスタッフニコールさん。樽に入っているのがお酢

 


 

【Profile】
クリスチーネ剛田。世界各地を放浪の末、2009年からバンコクに居を構える。長年の長旅の疲れか、あるいは単なる老化なのか、不定愁訴が現れはじめたため、日々健康を求めてバンコクを徘徊する40代主婦

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