23人の乗客を残したまま離陸準備が始まった機体
乗客の機転であわやの事態は回避されたが…

©Nat Nattyy@Facebook

人は誰しも一度や二度くらい、飛行機や電車の乗車時間に「間に合わなかった!」という経験はあるだろう。

乗客側に原因があることがほとんどだが、まれに予想だにしないトラブルに巻き込まれることもあるようだ。

1月17日、ドンムアン空港発ハジャイ行きのタイ・エアアジア機(FD3116便)。チェックインを済ませた最後の乗客23人が、搭乗ゲートから駐機場へ向かうシャトルバス内に乗っているにも関わらず、なんと機体の離陸準備が始まってしまうという事態に。同便は午前7時10分発の予定で、すでに乗客113人は搭乗済みだったという。

機内の客室乗務員は「全員搭乗済み」と認識。ドアはクローズされ、機体はそのまま滑走路へのタキシングを開始していた。

そんななか、異変に気付いたのは機内に乗っていた高齢女性だったという。女性は「一緒に来た友人がまだ乗っていない」と気付き、乗務員に離陸を待ってもらうよう申し出たのだが、乗務員側は「搭乗に間に合わなかった可能性」などと回答。

当初は取り合ってくれなかったというが、女性が知人に電話をして確認したところ、やはり23人がバスに取り残されていると判明。機体はその後、もとの駐機場に引き返し、23人全員も搭乗できたとのこと。

タイ民間航空局(CAAT)は、今回の件についてエアアジア側に説明を求め、エアアジアはこのトラブルに関して公式に謝罪。「スタッフ間の連絡ミス」と説明し、再発防止のための監督措置を講じていくという。

乗客の“気付き”によって不測の事態は免れたが、二度は御免こうむりたい。

 

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