現金NG騒動
タイの名門校として知られる「トリアムウドムスックサー高等学校」。
タイ国内の最難関校の一つで、大学進学実績の高さから受験生が全国から殺到。
例年1万人以上の学生が受験することから、同校の試験は毎年インパクト・ムアントンタニで実施しているのだが、今年の試験会場で大きな騒動が巻き起こった。
3月7日、同校の入学試験当日。
今年の受験者数は1万3895人にのぼり、会場には続々と受験生やその家族らが集結し、我が子をねぎらう姿がみられた。
いよいよ試験本番!となるところなのだが、学校側からと“現金”を試験会場へ持ち込むことを禁止すると告げられる。
多くの受験生は交通費や食事代として現金を所持しており、現金持ち込みを知らされた学生らは一時騒然。しかし試験会場内への持ち込みができないため、受験生は会場前の通路や花壇の植え込みなどに現金を放置(置いていく)するほかなかったという。報道によれば、以前のルールでは財布の持ち込みは禁止されていたものの、現金自体の持ち込みは禁止されておらず(昨年はOK)、今年からこのルールが適用された模様。
同校の理事長は、「試験の透明性と公平性を守るためにとられた措置」と説明したうえで、現金が持ち込めないことは事前に告知していたと話している。
この件を受けSNSなどでは、「不正防止のために厳格なルールは必要」という賛成の声があがる一方、「放置されたお金は誰が管理するのか」「受験生の集中力に影響が出る」といったルールの見直しや緩和を求める意見も出ているという。




