葛飾区の水元公園。この近くにもトレーニングキャンプがある
第28回
アスリートたちに寒さは関係ない
暖冬だと言われてきた昨今だが、大寒を迎え東京もいよいよ寒くなってきた。東京独特の底冷えも厳しい日が増え、この原稿を書いている1月の最終週は関東各地で雪が降り、八王子や多摩エリアでは積雪も見られた。当たり前ながら、夏日の中で暮らすバンコク在住の方々がうらやましい限りである。
さて、東京2020大会出場を目指すアスリートたちは、寒さを憂いている場合ではなく、一つでも上を目指して切磋琢磨しているはずだ。最近、競技会場や選手村が次々と公開されるなど、オリンピック本番がリアルになってきているが、そんなアスリートたちとそのトレーニングのためのバックヤードともいえるものが、事前トレーニングキャンプだと知った。これは全国各地にあり、競技種目によって各施設(場所)が指定されている。東京2020大会に出場する選手が、ベストコンディションで大会に参加できるようにサポートすることを目的としたものとのこと。
もちろん都内にも、各所にこのキャンプが用意されている。チャンスがあれば、アスリートたちがどのように調整しているのかを見てみたいものだ。