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東京五輪2020応援企画

  1. 地下鉄、外苑前駅の構内を歩いていると、よく聞きなれた外国語が耳に入ってきた。タイ語のアナウンスである。「乗車券代をデポジットするにはICカードを差し込んでください」というように聞こえる。もしかしてと思い、券売機を見てみると今までに見たことのない画面に変わっていた。  一部のJRの券売機などではかなり以前から英語による案内はあったが、ついにタイ語による画面が登場した。しかも音声ガイダンスまでタイ語なのである。タイ人訪日客の数が伸びているとは聞くが、こういった場面でタイ語が標準装備されるのはとてもいいことだと思う。もちろんタイ語だけではなく、中国語や韓国語をはじめ数カ国語に対応していた。  タイでATMを操作したことがある方ならわかるはずだが、そこに日本語表記があることでかなり安心できる。外国にいて言葉がわからない、その国の文字を読めないというのは、決定的な不安材料である。ラングエッジバリアを少なくすることで、日本の魅力もぐんと増すことだろう。“おもてなし”がとやかく言われる昨今だが、2020東京大会開催に向け、真のホスピタリティが芽生えてきている。
  2. 020年1月1日。新しくなった国立競技場で、最初のスポーツイベントが行われた。天皇杯の決勝である。今年はヴィッセル神戸と鹿島アントラーズによるタイトルマッチだったのだが、どの選手も新しい“国立”での試合に少し興奮しているようでもあった。勝敗の方は、神戸に軍配が上がった。  さて、そんな元日の東京は天気にも恵まれ、初詣にもぴったり。サッカーを見終えてから初詣に向かった。今年は横浜の住まいから少し足をのばして、調布の深大寺を訪れてみた。以前から気になっていた寺である。すでに有名な観光スポットでもあり、やはり大勢の参拝客がお参りに来ていて小ぶりの参道は人であふれていた。通りに沿って何件かが並ぶ土産屋や蕎麦屋も大忙しといった様子で、元日らしい活気に満ちていた。  このような東京郊外の寺にもやはり東京2020大会の予兆はあり、外国人観光客がかなり目立ってきた。随所に外国語表記の案内が置かれ、スマートフォンでQRコードを読み取れば、数カ国語によるガイド映像を観ることもできる。オリンピック開催を控え、お寺もしっかりと準備をしているようだ。
  3. 実に力強いビジュアルだ。バタフライのフォームがまるで大きな野鳥の羽ばたく姿にも見える。写真というよりも一枚の絵画のように、見る人を釘付けにする。  これは1964年に開催された東京オリンピックのポスターで、日本が誇るグラフィックデザイナーの巨匠の一人、亀倉雄策氏の作品だ。僕の事務所にひっそりと保存されていたものが、このタイミングに保管場所から出てきたのも何かの偶然。広告というアートが、時代が動く瞬間を無言で伝えていたことを改めて感じた。  謹賀新年。再び東京が時代とともに動く年が始まった。
  4. 020東京大会のメインスタジアムとなる新国立競技場が遂に完成した。建設費が莫大になりすぎるとして当初の案が白紙になるなど多難なプロセスを経て、11月30日に36カ月間におよぶ工期を終えたのだ。
  5. 師走である。日本の12月は冬がどんどんと深まり、陽が短くなってくる。道をゆく人々もどこかせわしない感じで、新しい年を向ける準備に忙しい。そんな暮れの独特な雰囲気の中、東京の各所でもクリスマスのイルミネーションが輝き始めている。
  6. ここ数年、駅で外国人から声をかけられることが増えてきたような気がする。きっと多くの方がそう感じているのではないかと思う。特に乗り換えのシーンで質問されることが多く、たしかに鉄道会社をまたいだ乗り換えは、東京のような複雑に入り組んだ鉄道ネットワークだとかなり難しいからだろう。  しかし、2020東京大会を控えたここへきて、鉄道の様々な場所で外国語表記による案内が充実してきた。しかも英語だけではなく、中国語、韓国語と、日本語を加えればなんと4カ国語表記。これにはタイからやって来た友人も驚いていて、「普通、英語圏じゃない国での外国語表記って英語だけだよ。4カ国語も載せるなんてさすが日本。でも、タイ語はないね」。と苦笑いしていた。  駅の案内だけではなく、道路に設置された道案内の地名表記にもどんどん英語が併記されてきている。中にはなんだかへんてこな英語もあるが、専門の識者が検討を重ねて考えたらしい。とにかく来年の夏に向けて、僕たち日本人は今までに経験したことのない数の外国人旅行者と、日常生活の中で接触することになるはずだ。さて、もう少し英語を鍛えなければ。
  7. 仕事では車を運転して移動することが多い。少し長い距離を走る時、お世話になるのが高速道路に設けられたサービスエリア(SA)である。ハイウェイオアシスなんて名付けられたSAもあるが、2020東京大会が近づくにつれて、それらに少しずつ変化が見られるようになってきた。  まず、トイレなどの案内に外国語表記が充実してきた。英語はもとより中国語や韓国語も併記されていて、いかに外国人観光客の高速道路利用が増えてきたかを感じさせる。また、僕がとても良いことだと思っているのが、お洒落にリノベーションされているSAが目立つようになってきたことだ。以前はどこも同じような雰囲気の施設ばかりだったが、そこだけの個性を打ち出して「なかなかいいじゃない」と思わせるSAも多い。そこで提供される食事もご当地ものが並ぶようになり、それもSAに立ち寄る楽しみの一つとなってきた。  来年のオリンピック開幕にタイミングを合わせるようにして、様々なインフラが素敵に変化している。外国から訪れた人たちが少しでも楽しく過ごせるようになることは、つまるところ僕たち日本人にとっても楽しみの一つとなる。
  8. 数回前のこのコラムでは成田空港のことを書いたので、今回は羽田の国際線ターミナルの様子を書いてみたい。僕はかつての羽田空港の近くで幼少期を過ごしたこともあり、この羽田にはとても思い入れがある。空港にも父親によく連れて行ってもらった記憶があり、ダグラスDC8という世界で初めて音速を超したという大型ジェット旅客機が就航した時にも、確か羽田まで見物に出かけたはずだ。  さて、そんな羽田が改めて国際線空港としてリニューアルしたのはだいぶ前のことだ。それ以来、拡張や改装が重ねられ、今ではいくつかのメディアが報じる国際空港ランキングでも常時上位に入るほどの人気空港となっている。来年の東京オリンピックを迎える準備も用意周到で、国際線ターミナル内には「The NIPPON」を感じるようなショップやホスピタリティがますます充実してきている。江戸小路やTOKYO POP TOWN等の施設案内にも以前に比べて外国語表記が増えたし、展望デッキもいつの間にかムード満点の空間となっている。  オリンピックというイベントは、その開催国において様々な事象を変化させていく。羽田も、たった3カ月ほどでより華のある空港に変わってきたような気がする。
  9. ホテルを予約できない。ホテルが足りないのではないか。東京2020大会を来年に控えた東京では、テレビのバラエティ番組などでもこんなネガティブなことがアナウンスされている。はたして本当に開催期間中のホテルを予約できないのかというと、どうもそうではないようなのだ。  たしかに国立競技場に近い五ツ星ホテルは、来日した要人の宿泊用として相当数がすでに確保されているようだ。でも、そもそも多くのホテルは一年以上先の予約を始めていない。旅行会社にいる知人に聞いたところ、多くのホテルが予約受付を開始するのが開催期間の約半年前から。オリンピックというビッグイベントなので少し前倒しになる可能性もあり、それでも年明けすぐの頃が受付開始のピーク。大手予約サイトで狙うならもう少し早めの11月。つまりちょうど今頃からぼちぼちと予約受付が始まるとのことだ。  そしてホテルの数だが、都内はもちろん横浜のベイエリアでも大手ホテルが筍のように完成しつつある。だから部屋数はそれなりに確保されているらしい。それでも心配な方は、旅行会社が提供している東京2020大会用のツアーを利用するのが、やはりベストな選択かもしれない。

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  1. チェンマイ県の東部、サンカムペーン郡ボーサーン村で毎年1月の第3金曜から3日間に渡って開催される伝統工芸品の祭典「ボーサーン傘祭り(今年は17〜19日)」。期間中は村の至るところが色艶やかな唐傘で彩られる他、大通りでは伝統衣装を身に着けた女性のパレードや傘を使ったパフォーマンス、美人コンテストといった賑やかな催しが行われます。  村では200年ほど前から自然素材を使った傘作りが盛んで、地域の発展に貢献してきました。同祭りを通じて、チェンマイの文化に触れてみてはいかがでしょうか?
  2. 「交通ルールを守り、無事故で明るい年末年始を迎えましょう」。誰もがそう願うが、飲酒の機会や忙しなく運転するドライバーが増えるこの時期は1年で最も交通事故が多く、悲しいニュースが祝賀ムードに影を落とす。
  3. 水などで溶いた小麦粉を薄く伸ばして焼くタイ風クレープ「ロティ」。タイ人のみならず、外国人観光客からも人気を博す定番スイーツだ。そんなロティを焼かずに、生地に練乳などを混ぜてそのまま食べるのが今、巷の若者の間で流行っている。
  4. 家族や仲間が集まって、“乾杯”をする機会が増えるこの時期。 タイのお酒を嗜む方も多いのでは。 ビール以外のお酒と言うと、「メコン」「センソン」「ホン・トーン」といったウイスキーが挙げられがちですが、実はこれらは米やサトウキビの糖蜜を原料に作られるため、ダークラムに分類されます。 また、国内最大のアルコール飲料メーカーであるタイ・ビバレッジが製造する「メリディアン」や、「リージェンシー」といったブランデーも人気。 いずれもブドウやパイナップルといった果実の芳醇な香りを特徴とし、すっきりとした飲み口が喜ばれています。
  5. 地下鉄、外苑前駅の構内を歩いていると、よく聞きなれた外国語が耳に入ってきた。タイ語のアナウンスである。「乗車券代をデポジットするにはICカードを差し込んでください」というように聞こえる。もしかしてと思い、券売機を見てみると今までに見たことのない画面に変わっていた。  一部のJRの券売機などではかなり以前から英語による案内はあったが、ついにタイ語による画面が登場した。しかも音声ガイダンスまでタイ語なのである。タイ人訪日客の数が伸びているとは聞くが、こういった場面でタイ語が標準装備されるのはとてもいいことだと思う。もちろんタイ語だけではなく、中国語や韓国語をはじめ数カ国語に対応していた。  タイでATMを操作したことがある方ならわかるはずだが、そこに日本語表記があることでかなり安心できる。外国にいて言葉がわからない、その国の文字を読めないというのは、決定的な不安材料である。ラングエッジバリアを少なくすることで、日本の魅力もぐんと増すことだろう。“おもてなし”がとやかく言われる昨今だが、2020東京大会開催に向け、真のホスピタリティが芽生えてきている。
  6. タイ人の消費意欲は衰え知らずだ。タイ商工会議所大学は12月11〜20日にかけて、年末年始における支出計画をタイ人にヒアリングする消費動向調査を実施。その結果、支出予定総額は1,378億Bに上り、2006年の調査開始以来、最高額となった。
  7. 020年1月1日。新しくなった国立競技場で、最初のスポーツイベントが行われた。天皇杯の決勝である。今年はヴィッセル神戸と鹿島アントラーズによるタイトルマッチだったのだが、どの選手も新しい“国立”での試合に少し興奮しているようでもあった。勝敗の方は、神戸に軍配が上がった。  さて、そんな元日の東京は天気にも恵まれ、初詣にもぴったり。サッカーを見終えてから初詣に向かった。今年は横浜の住まいから少し足をのばして、調布の深大寺を訪れてみた。以前から気になっていた寺である。すでに有名な観光スポットでもあり、やはり大勢の参拝客がお参りに来ていて小ぶりの参道は人であふれていた。通りに沿って何件かが並ぶ土産屋や蕎麦屋も大忙しといった様子で、元日らしい活気に満ちていた。  このような東京郊外の寺にもやはり東京2020大会の予兆はあり、外国人観光客がかなり目立ってきた。随所に外国語表記の案内が置かれ、スマートフォンでQRコードを読み取れば、数カ国語によるガイド映像を観ることもできる。オリンピック開催を控え、お寺もしっかりと準備をしているようだ。

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  5. 実に力強いビジュアルだ。バタフライのフォームがまるで大きな野鳥の羽ばたく姿にも見える。写真というよりも一枚の絵画のように、見る人を釘付けにする。  これは1964年に開催された東京オリンピックのポスターで、日本が誇るグラフィックデザイナーの巨匠の一人、亀倉雄策氏の作品だ。僕の事務所にひっそりと保存されていたものが、このタイミングに保管場所から出てきたのも何かの偶然。広告というアートが、時代が動く瞬間を無言で伝えていたことを改めて感じた。  謹賀新年。再び東京が時代とともに動く年が始まった。
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