毎日の通勤や通学で利用する「電車」。目的地に到着するまでは、ある意味で隔離された空間だ。そんな逃げ場のない電車内で、1人の女性に降り掛かった恐怖の出来事が話題を集めている。
事件は8月29日の夜、場所はバンコクの空港鉄道「エアポート・レール・リンク(ARL)」車内で発生。
「イスラム教徒の女性がトランス女性のバッグの上に座ってしまった」という些細なことが原因でトランス女性が大激怒。トランス女性(タイ人)はヒジャブを着用したイスラム教徒の女性に対して罵詈雑言を浴びせていた。
トランス女性は脅すような口調で「礼儀知らず」「親が教えてくれなかったのか」「余計なことを喋ったら叩く」などと絶えず罵倒していたという。
その後、その様子が撮影された動画がSNS上で拡散され、予想以上の騒動に発展。トランス女性は職場である某スポーツ系ショッピングモールの制服を着ていたことから、勤務先にクレームが殺到。この事態を受け、モール側はすぐさま当該人物(トランス女性)を解雇すると発表したのだった。
この人物の素性を調べてみると、Grabバイクの無断キャンセル常習犯、隣人の家にゴミを投げ込んだりするなどトラブルが絶えない人物だったようだ。
また、被害にあったイスラム教徒の女性は警察に相談し、話し合いの場を設けてもらったのだが、トランス女性は数時間たっても姿を現さなかったという。「(被害女性は)誠意ある謝罪がほしいだけだった」と話しているが、最終的には法的措置を行うことを決意した模様。
なんとも後味の悪い結末を迎えたのだが、自分がした行いは必ず返ってくるということだけは覚えておいてほしい。




