【亜州ビジネス編集部】
山洋電気は19日、北部フンイエン省に冷却ファンなどの工場を建設すると発表した。投資額は約70億円。今月中に着工し、2027年7月に稼働を開始する。同社として日本とフィリピンに続く3カ所目の大規模生産拠点とし、人工知能(AI)需要の高まりに伴う高性能サーバーや通信市場の拡大などに対応する。
住友商事が運営する第2タンロン工業団地(TLIP2)の敷地4万7800平方メートルに建設する。建屋は3階建てで、延べ床面積1万8000平方メートル。月産能力は、◆冷却ファン:約50万台◆ステッピングモーター:約5万台◆サーボモーター:約5000台――とする。





