【亜州ビジネス編集部】
仮設足場のダイサン(本社:大阪市中央区)は、現地合弁会社のダイサン・ミノリ・インドネシアが首都東郊で日本式の自動車運転教習所を開所したと発表した。既に講習を開始しており、日本の運送・建設業界向けに現地人材を育成する。
西ジャワ州ブカシ県チカランで今月1日に「ユズル・ドライビングスクール」を開所した。教習所コースの面積は約4000平方メートルで、日本の教習所と同等のカリキュラムを導入。普通一種・準中型・普通二種免許講習を実施するほか、日本語能力試験に向けた学習指導や日本で生活する際のマナー・ルール指導も行う。
ダイサン・ミノリは、現地の技能実習生送り出し機関、ミノリとの合弁会社で2022年に設立した。昨年に運転免許取得サービス事業のジップラス(本社:東京都渋谷区)が新たに同合弁に参画したことで、運送業人材の教育事業を本格的に開始した。





