【亜州ビジネス編集部】
ナカノフドー建設傘下のナカノシンガポールは、チャンギ空港第3ターミナル(T3)の新オフィス棟の建設工事を受注した。同空港を運営するチャンギ空港グループ(CAG)は、2030年代半ばに予定する第5ターミナル(T5)開業を見据え、航空ハブ機能の拡充を支える施設として整備する。
ターミナル3の一般エリア(ランドサイド)に建設する。地上6階建てで、同空港初の独立型オフィスビルとなる。オフィス部分は5フロアで、9600平方メートルの業務スペースを整備。航空会社や空港関連企業などの需要増に対応するほか、刷新するバス乗り場(コーチスタンド)と一体的に整備する。
工事は空港運営への影響を抑えるため2段階で進める。第1段階のオフィス棟は28年上半期、第2段階のバス乗り場改修を含む全体工事は同年下半期の完成を予定している。
チャンギ空港グループは現在、ターミナル1~4の一般エリアで8万平方メートルのオフィスを運営。需要の拡大で空きスペースが限界に近づいていることから、オフィス棟の増設を決めた。
ナカノシンガポールは1975年設立。住宅やホテル、商業施設、データセンター(DC)など幅広い建設実績を持つ。ナカノフドー建設は海外事業にも注力しており、マレーシアとタイ、インドネシア、ベトナムにも現地法人を持つ。




