【亜州ビジネス編集部】
建材販売・建築工事などを手掛ける柴田商事(本社:福井市)は、バンコクの都立病院でAI(人工知能)を用いた高効率空調設備などの実証を行うと発表した。院内の空調設備を高効率なものに取り替えた上で、空調システム全体を最適運用することでエネルギー効率の向上を図る。また、廃棄する空調機器からフロン冷媒や金属資源を回収し、循環経済への貢献も目指す。
バンコクの官公庁や公共施設では一般的に建物全体を考慮した空調設備の設計や導入がなされておらず、効率の低さが課題になっているという。実証では都立チャルンクルン・プラチャルック病院で空調機器を既存の低効率なものから高効率なものに刷新すると共に、AIで建物内全体の空調を最適運用するシステムを導入。エネルギー効率の向上、運用コストの低減などについて検証する。
同時に、既存の空調設備からのフロン冷媒の回収・撤去や金属資源の再資源化の方法を検討する。実証事業で得られた結果や知見をもとに、都内の他の病院や官公庁、商業施設で同様の取り組みの展開を目指す。
今回の実証は、日本の環境省から2026年度「二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうちシナジー型JCM創出事業」に採択された。




