日本のイメージを一新!
タイで挑む三島食品の独自戦略

 

年間数多くの試食会と怒涛の新商品投入で築く
「Mishima Brand」の最前線

「ゆかり®」の三島食品が、タイでは“全く異なる顔”で攻めている?

「三島食品」と聞けば、日本の食卓でおなじみの赤しそふりかけ「ゆかり®」を思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし、ここタイでの三島食品は、日本でのイメージとは一線を画す独自のマーケティング戦略で急成長を遂げている。

現在、タイ現地で生産・販売されている市販品リストには、なんと20品目以上がズラリと並ぶ。しかも、年間で3〜4品もの新商品を市場へ投入し続けており、年内にもさらに2商品の発売を予定しているという。この圧倒的な新商品開発力とスピード感は、現地日系メーカーの中でも群を抜いている。

タイ市場において、三島食品はどのようにして消費者の心を掴んでいるのか。今回はその戦略の核となる「現場での体験(試食会)」と「ローカライズ戦略」について、同社の柳川MDに話を伺った。

柳川 憲Managing Director■1969年生まれ、京都市出身。2013年より三島食品タイランドの立ち上げ、事業全般を統括。

タイ市場での商品ラインナップを見ると、日本とはかなり雰囲気が違いますね?

「そうですね。タイでは『三島食品=日本のふりかけメーカー』という
枠にとらわれない商品展開を行っています。

実際のリストをご覧いただくと分かりますが、濃厚とんこつ鍋やすき焼きなどのスープ類、食べるラー油や麻辣油などの調味料ソース、さらには梅シートなどのスナック菓子まで幅広く展開しているんです。ふりかけに関しても、タイのお客様の好みに合わせた『ピリ辛にんにく』や『塩漬け卵風味』 など、タイで調達できる原料を基にタイのニーズに合わせた商品を開発・展開しています。

店舗での試食会を非常に精力的に実施されていますが、どのような狙いがあるのでしょうか?

「タイでの三島ブランドの認知拡大において、
主軸となっているのがまさにこの『店舗での試食会』です。


商品をただ棚に並べるだけでは、お客様にその魅力や新しい味の提案は伝わりません。狭いスペースであっても週ごと、店舗ごとに提案する商品を切り替え、実際に味わっていただく機会を積み重ねています。現場でお客様の声や反応をダイレクトに感じながら、三島食品が提案する新しい食文化に触れていただくことが、ファンづくりに直結していると感じていますね。」

止まらない新商品投入。
タイの食卓を彩る「Mishima」の挑戦!


他を圧倒するペースで市場に新商品を投入し、泥臭くも確実な店舗試食会で着実にファンを増やしている三島食品。年内に控える新商品2品の登場も含め、タイにおける「Mishima Brand」の挑戦から今後も目が離せない。

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