タイ・バンコクの日系幼稚園選び完全攻略【2025年版】

バンコクの日系幼稚園は選択肢がたくさんあるだけに選ぶ側の親も一苦労。幼稚園探しを始める前にまず日本とは異なる幼稚園探しについて紹介していきます。

バンコク幼稚園アンケートご協力のお願い

バンコクで幼稚園を選ぶための参考として、読者アンケートを募っています。
集計したアンケート結果に関しては、今後の企画に反映していく予定です。

アンケートの回答はこちらのリンクから

https://forms.gle/mMq4wBz5YSzTB3maA


幼稚園・保育園探しで押さえておきたいポイント


日本と異なるタイの幼稚園・保育園事情

ポイント1 タイの幼稚園・保育園の運営事情

日本では保育園・幼稚園ともに保育士免許や幼稚園教諭などの免許を取得した「保育のプロ」が働いているのが一般的です。しかし、タイの幼稚園では資格者が働くことを条件としていますが、保育園に関してはそのような定めはありません。運営する保育施設の判断で採用されているため、資格が無くても子どもを預かることが実質可能となっています。その点を念頭に置きつつ、有資格者が保育に携わっているのかどうかも判断材料の1つとして入れておくといいでしょう。


ポイント2 タイの幼稚園・保育園は認可?認可外?などあるの?

日本では、補助金などいわゆる公費で運営されている認可保育園と、保護者からの保育料のみで運営している認可外保育園があります。タイでは、保育施設に国からの補助金などは無く、全て保育料のみで運営されています。そのため、保育の方針や質も園によって特色が異なります。

園の方針は、保育士や子ども達の様子に反映されます。園を見学する際は、保育士と子どもたちがどのように関わっているのかも良く観察してみましょう。保育士の声かけや表情、態度は子どもたちの学びの意欲に直結します。通っている園児達が楽しそうにイキイキと園生活をおくっているかも大事なポイントです。


ポイント3 保育環境・給食・衛生面など

海外では日本と異なる食文化があり、衛生基準も日本と同じとは限りません。子ども達は慣れない海外生活で、日頃食べ慣れた食事が出されているのか?アレルギー対策がきちんと対応できる園なのか?なども確認しましょう。園によっては、日本人の栄養士が常駐し「食育」にこだわった給食を提供している園もあります。

また、タイでは日本と違い一年を通してインフルエンザが流行します。蚊に刺されることで感染するデング熱、食中毒や下痢症などにも注意が必要です。園の衛生管理状況や、感染症対策などについても確認してみましょう。

日本と異なるタイの生活事情

ポイント1 バンコクの交通事情を理解しよう

バンコクは渋滞がひどいことで有名。朝と夕方のラッシュアワーにより、時間通りに通勤・通学することが困難です。特に雨季の時期は突然のスコールや道路の冠水により、通常の2倍近く時間がかかることも。

幼稚園や保育園へは、園のスクールバスや、コンドミニアム・サービスアパートのシャトルサービスを利用して通園する人が大半を占めます。そのため、登下校の通園時間をなるべく減らし、子どもの負担を少なくするためには、自宅から通いやすい園を見つけることも、園選びの大切なポイントです。

また、園選びの際にGPSが導入されているかなども確認すると良いでしょう。
渋滞などで帰りが遅くなってしまう場合でも、GPS機能がついたスクールバスだと安心です。


ポイント2 運動不足になりがちなタイ生活

タイは日本と違って気軽に行ける公園が少なく、天候に左右され外遊びができないことも多いです。園選びの際には、園庭や室内にも体を動かせる環境があるか、日々の運動量や雨季や大気汚染が酷い時期などの園での過ごし方についても聞いてみるといいでしょう。


ポイント3 多言語に触れられるグローバル環境

バンコクの日系幼稚園の特徴として、バイリンガル教育に力を入れている園が多数あります。インター部(ネイティブ講師が担任となり英語保育を実施)やバイリンガルクラス(午前と午後に分けて日本語・英語保育をする園)、毎日英語クラスがある園など特色は様々です。


ポイント4 「立地」重視の保護者多数!

バンコクの生活事情を考慮し、「家からの近さと通いやすさ」を重視する家庭も多いです。「通わせたかったのに候補から外れてしまった…」なんてことがないよう、住居探しと並行して幼稚園探しを行いましょう。


読者の声

「バンコク幼稚園アンケート」にご協力いただきありがとうございました。
アンケートにお答えいただいた読者の皆さまの声を一部ご紹介します。
今後の幼稚園選びの参考にしてみてください。


バンコクでの幼稚園探しをするうえで重要視したこと


  • 立地
  • バイリンガル教育
  • 子どもとの相性
  • 教育方針
  • 学費
  • 設備の充実
  • 思い切り体を動かして遊べる
  • 口コミ
  • 芝生のグラウンド
  • 園の雰囲気 など

子どもを通わせる幼稚園の決め手になった理由


  • 自宅から近い(立地)
  • 日本の文化や礼儀、挨拶などを学ぶことができる
  • 3カ国語を学べる(タイ語や英語が学べる)
  • 園外保育が多い
  • 広い屋外で遊べる、体を動かせる
  • 園のあたたかい雰囲気
  • 園舎が開放的で自然や緑と触れ合える
  • 設備が充実している
  • 給食の栄養面のバランス
  • 教育方針や教育理念
  • イベントごとが充実している
  • 先生の人柄
  • 預かり時間が長い
  • 日本人の先生が勤務している など

また、「入園前に園の見学に行きましたか?」という質問については、ほとんどの方が「見学に行きました」と回答。

口コミやネット上の情報だけではわからない部分も多いため、実際にお子様と一緒に見学してみることも大切です。

バンコクの日系幼稚園リスト

バンコクにある日系幼稚園を保育環境別に分けて、エリア順に紹介しています。
ご家庭の教育方針やお住まいのエリアとも照らし合わせながら、幼稚園探しに活用ください。


日本と変わらない保育環境を探している方はこちら! 保育環境が「日本語」の幼稚園

アソーク

Rainbow Nursery レインボー幼稚園

広々とした園庭と少人数制でアットホームな雰囲気が魅力のレインボー幼稚園。科学館や動物園などの園外保育やクッキング、毎月行なっている水遊びなど体験型保育を積極的に行なっているのが特徴。週4回の英語クラスや体操や歌、ダンスなど専門講師が授業を行います。

住所

36 Sukhumvit Soi 23

電話番号

02-258-4190


プロンポン

Yumeterasu preschool & Thonglor Branch ゆめてらす 幼稚部

©️Yumeterasu preschool@HP

自己肯定感と好奇心を育む日本式プログラムを取り入れるゆめてらす。イタリア発祥の子ども主体の保育”レッジョエミリア教育”の考え方を取り入れ、5つの好奇心クリエイティビティ・運動力・ITリテラシー・英語力・コミュニケーション力を育むプログラムを取り入れています。

ゆめてらす プロンポン園(バイオハウス6階)
対象

年少〜年長

住所

6th Fl., Biohouse, 55 Sukhumvit Soi 39

電話番号

062-431-1107


ゆめてらす トンロー園
対象

1〜3歳、年少未満

住所

117/4 Sukhumvit Soi 55

電話番号

096-258-8809

トンロー

ばんこくようちえん EARLY YEARS

バンコク日本人学校の幼稚部から引き継いでできた幼稚園。2023年10月にトンロー・ソイ25へ移転。アットホームな雰囲気のなか少人数保育と異年齢保育が魅力。朝の延長保育や午後の課外活動の他、他園や小学生でも利用可能なアフタースクールや土曜保育もおこなっています。

住所

51 Thonglor Soi 25, Sukhumvit 55 Rd.

電話番号

099-390-2000


エカマイ

タイさくらキッズ

2024年10月に開園したこども園。タイとインドで駐在経験がある日本人夫婦が、「幸せに生きる力」を育むことを理念に、「心身の健康」と「他者との温かな繋がり」を軸として、食の安全に拘った給食を提供し、基礎感覚を養う運動遊び、自己肯定感や思いやりを育む保育を行います。通常保育が17時までと、保育時間の長さも特徴です。

住所

164 Soi Pridi Banomyong 25

LINE https://line.me/R/ti/p/@503zmhvq


プラカノン

オイスカバンコク日本語幼稚園

©️オイスカバンコク日本語幼稚園@HP

「強い身体」「自立心と社会性」「きれいな心」「良い頭」を育てることを保育方針に、小川が流れる広い園庭で毎日外遊びを取り入れているのが魅力。園の畑で野菜やお米を育てる自然体験のほか、週1回の英語遊びやプール活動も行なっています。

住所

876 Pridi Bhanomyong Soi 36, Sukhumvit 71 Rd.

電話番号

02-381-8721



インター部やバイリンガルクラスなど英語にも力をいれている園ならこちら! 保育環境が「日・英」の幼稚園

プロンポン

New Bambino International Kindergarten ニューバンビーノ幼稚園


特別プロモーション
★2025年度 期間限定★

2025年度に入園手続きすると入園金が半額に!
最年少児は入園金が5,000B、兄弟児(第2子〜)も5,000B


広々とした園庭やアスレチック遊具、屋上広場や温水プールなど充実した設備が魅力のニューバンビーノ幼稚園。日常保育に「英語」や「タイ語」を取り入れ、外国語に慣れ親しむ環境作りをしています。


2024年に園舎をリニューアル

ニューバンビーノ幼稚園の園舎が2024年にリニューアル。園庭の頭上には自動開閉式の屋根が設置され、天候に左右されず外遊びが楽しめます。
また、教室内や屋上プールなどにも工夫が施され、子どもたちも安心して過ごすことができます。


ニューバンビーノ幼稚園
住所

184/1 Sukhumvit Soi 49

電話番号

02-712-6241

メールアドレス

info@newbambino.ac.th

WEBサイト http://www.newbambino.ac.th/


Associe International Kindergarten Bangkok 35 AIKB35(アソシエ・インターナショナル幼稚園バンコク35)

©️AIKB35@HP

2017年に開園したインターナショナル幼稚園。バイリンガル部とインター部があり、日本国籍以外の子も積極的に募集しています。園内に大型滑り台やボルダリングなども設置。課外教室も多様に揃えています。

住所

23/1 Sukhumvit Rd. Soi 35

電話番号

02-056-1035


American School of Bangkok ASB日本人幼稚園(アメリカンスクールオブバンコク)

©️asbsk@HP

高等部まである米国式インターナショナルスクール「ASB」に付属する日本人幼稚部。隣接するインター校の充実した施設を活用して保育を行います。体を思いっきり使い運動する機会を多く設けているのも特徴です。

住所

59-59/1 Sukhumvit Soi 49/3

電話番号

02-620-8600(英語アナウンスの後「6」を押す)


トンロー

Kobato International Kindergarten こばとようちえん

こばとようちえんは「モンテッソーリ教育」を取り入れている唯一の日系幼稚園。子どもの自己肯定感を高める保育も心がけており、1日2回の外遊びや、プールの授業が毎週あるなど、体を動かし自然にたくさん触れることで「生きる力」を大きく育みます。

住所

19 Soi Seangchai, Sukhumvit 38 Rd.

電話番号

02-392-0650


SP International Preschool SP幼稚園

「グローバルな人間性と、礼節を持った美しい日本人を育む」を教育理念に掲げるSP幼稚園。邦人のみならず園の教育理念に共感いただく全ての家庭を対象に幅広く受け入れているインターナショナルプリスクール。英語や体操など専任教師による指導を行なっています。

住所

95 Thonglor Soi 17, Sukhumvit 55 Rd.

電話番号

02-185-2715


Kiddy Yochien キディー幼稚園

「ぬくもり」と「愛情」のある保育を実践し、屋根付き屋外プールがあるなど充実した施設が魅力のキディー幼稚園。全クラスで英語を学ぶ機会があり、年中から週3で英語保育が行われるバイリンガルクラスもあります。ピアノやサッカー、体操や英語などの課外授業も取ることができます。

住所

114 Sukhumvit Soi 34

電話番号

087-113-4114(日本人直通)


Melodies International Kindergarten 学校法人 メロディー幼稚園 38キャンパス


1981年に設立され、40年以上の実績を持つメロディー幼稚園。1歳半〜5歳児を対象に日本語を中心としたナーサリー(保育園)、年少以降から日本人部(日本語保育)とインター部(英語保育)と選べるのが魅力の日系幼稚園。
様々な国籍の教師が保育に関わります。日本人部でもネイティブ講師による英語の時間を採用しています。

住所

55 Sukhumvit Soi 38

電話番号

02-712-1680


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