アイドルを脅かす、人権侵害

個人情報、わいせつ画 像、ストーカー行為… ファンなら何でも許されるのか?

日本のトップアイドル「AKB48」の姉妹グループとして、タイでブレイク中の「BNK48」。

その人気が加熱する一方で、過激な行動に出るファンも少なくない。

あるFacebookファンページでは、キャプテン・チャープランさんをわいせつ加工した画像が投稿されるなど、人権侵害に関わる問題が相次いでいる。

今月21日には、メンバーの自宅コンドミニアムの名前、最寄駅、部屋の価格が書き込まれ、さらには「BNK48のメンバーがこのコンドミニアムに引っ越してきた。

近くに住みたい人は、完売する前に購入を」と煽った。

この投稿を見たファンは「アイドルも普通の人。

個人情報を公開するのは人権侵害だ」「中には未成年の子もいる。

この状況は危険だ」といった激しい抗議のコメントが殺到。

一時、炎上騒ぎとなった。

しかし同ページの管理者は、「メンバーが危険に晒されるのは、所属事務所のセキュリティが甘いせい。

BNK48のモットー“Idol You Can Meet”は、どこでも会えることではないのか」と反省する様子はない。

同ページは以前からファンの警告を受けていたが、管理者はそれを無視して投稿を継続。

昨年12月、BNK48の所属事務所とチャープランさんが、タイのサイバー犯罪捜査官(TCSD)に告発。

画像は削除されたが、管理者は未だ捕まっておらず。

日本の二の舞いにならないよう、まずは事務所が徹底して、彼女たちの安全を守ることが先決だ。

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