幼稚園から大学まで 制服を着用するって本当?

タイでは幼稚園から大学まで学校の制服を着用することが義務付けられています。

男子学生は襟付きの半袖シャツ、半ズボン(大学のみ長ズボン)、キャンバスシューズが基本で色やズボンの長さは学校ごとで異なります。女子学生の場合、白の半袖シャツ(小学校、中学校、高校ごとで形が異なる)、膝丈の黒か紺のスカート、黒い靴を着用します。制服だけでなく、男子は髪型、女子は髪の長さなども決められています。


注:2023年6月28日、バンコク都庁は都の管理下にある学校437校に対して、週に1日「服装自由の日」を実施するように指示を出しました。また、都が管理する各学校が生徒の髪型規則を「衛生的・清潔感のあることを条件として、生徒本人が自信を持てる髪型」に改訂。学校側が各生徒の髪型を不適切だと判断した場合は生徒および保護者と話し合うことが必要で、強制的に散髪するなど生徒に精神的苦痛を与えることを禁止しました。

学生以外が着用すると法律違反に

昨今のタイドラマブームもあり、特に女子の学生服が人気を集めています。しかし、学生でない人が実在の学校の制服を着ることは「学生制服法に違反して身分を偽る行為」にあたるため、最大1,000Bの罰金刑が科されてしまう可能性があるとのこと。ちなみに卒業した生徒も学生(在校生)ではなくなるため着ることができないそうです。


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