Vol.105「タイでの葬儀における着こなし」By Hiroyuki Tokano

皆さんはタイで葬儀に参列されたことはありますでしょうか。

タイでのお葬式は通常３日～７日間にわたって行なわれます。

葬儀に参列する際にはお香典の相場なども気になりますが、参列する際の服装に関しても、いざという時に焦らないよう、先に知識だけでも身につけておきたいもの。

スーツセレクトのブラックスーツは日本での冠婚葬祭にも使えるよう、上質なウールに濃染加工を施し、艶感のある上品な黒に仕上げております。（スーツ15,990B）

そこで、今回はタイでの葬儀に参列する際の簡単な着こなしポイントを皆さまにご紹介致します。

タイでは地域などによって多少習慣が異なりますが、日本同様に“黒”を着用するのが基本です。

日本のように「全員が必ず黒のスーツを着用しなければならない」というほどの堅苦しさはなく、黒のポロシャツや襟付きのワイシャツなどで出席されている方もいます。

ただし、タイにいらっしゃる日本人の場合、会社の代表などとして参列される方も多く、葬儀中に皆さんの前に出なければならないことも。余りカジュアルな格好だと浮いてしまうことがあるので、基本的には日本と同様に喪服（ブラックスーツ）を着て参列することが一番正しい着こなしと言えるでしょう。

中のワイシャツ・ネクタイに関しては、ネクタイは黒無地を選び、ワイシャツは白無地のほかに黒無地を着用しても問題ありません。

また、日本のお通夜のように、どうしても急に参列しなければならなくなってしまった場合には、濃紺や濃いグレーで出来る限りの敬意を払うようにしましょう。

スーツセレクトでは合わなくなったスーツのサイズ直しも承っております。

突然の機会に焦ることのないよう、タイにおいても冠婚葬祭の基本となる“ブラックスーツ”は、常に自分のサイズに合った状態で揃えておくことをおすすめ致します。

日本ではあまり見かけませんが、タイではブラックスーツにブラックシャツ、そしてブラックタイというコーディネートも選択肢の一つ。全体的にカチッと引き締まった印象になります。（ワイシャツ、ネクタイ共に1,590B）