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トピック・オブ・タイランド 〜タイのワイドショーネタ〜
- 増える観光客、悩めるサメット島ラヨーン県のサメット島は、年間60万人もの人々が訪れるタイ屈指の観光地。 島内は国立公園として整備され、遠浅のビーチが連なる理想的な南国リゾートが広がる。 一方で、度々取り沙汰されるのが環境や騒音問題だ。急増する観光客を受け入れるため、近年ホテルやレストランが乱立。 そこから適切に処理されないままの汚水やゴミが垂れ流され、美しい自然と景観を破壊しているという。
- “ロットゥー”10年問題陸上運送局のチャードチャイ局長はこのほど、「バンコク首都圏内、バンコクと地方間、地方間で10年以上走行するバンを処分する」と発表した。 現時点で該当するのは248台だが、年内に1800台以上の処分が確認されている。 バンのオペレーター協会は、利用可能期間を15年に延長するよう求めたが、安全性の理由で却下された。 バンの魅力は、とにかく安いこと。 また通勤や里帰り、旅行など、BTSや大型バスのルートを埋めるように小回りよく走るため、地元に根づいた“庶民の足”とも言える。
- 生霊の仕業?18日、TV番組の生放送中に突如涙を流し始めた友人の母親サムットプラカーン県で16日未明、女性3人が死傷する事件が発生した。 犯人は近所に住むラオス人男性。 現場にあった包丁でタイ人の祖母と孫2人を次々に刺した後、現金約6,000バーツや金のネックレスを奪い逃走したが、ラオスとの国境ムクダハン県のメコン川船着場で警察が逮捕。 麻薬資金に困った末の犯行だったという。
- 政権放送に芸能人!?2014年に起こった軍事クーデーター後から放送されてきた政権放送(番組)に、芸能人や人気アイドルが出演し、賛否両論が飛び交っているという。当初は、軍政が正常に機能していることをアピールする場として開始され、プラユット暫定首相が出演することもあって、多くの国民(視聴率2桁台)が視聴した。 ところが、1年が経過する頃には視聴者離れが始まり、ついには、20万人ほどの視聴者数にまで激減。 政府も、放送時間を短縮したり、時間帯を変更するなど、あの手この手で視聴者離れを防ごうとするも効果は出ず。
- JJグリーンの行く末は?アッサウィン知事は8月21日、「JJグリーン・マーケット(通称JJグリーン)」を同月末日を以って閉鎖すると発表。 開催地であるクイーン・シリキット公園を近隣の2つの公園と併せて再開発し、バンコク最大規模となる総面積727ライの都民公園を整備するという。 完成は2020年の予定。 JJグリーンは、2012年にオープン。
- BNK48の映画にタイが涙。テレビやCM、広告などに多数出演し、今や国民的アイドルグループに成長したBNK48。 しかし、それは最近の話。 デビュー当初は陽の目を見ず、手探りで進んできた彼女たちの成長物語が、この映画には詰まっているという。 ホラーやアクション作品が好まれるタイの映画界では極めて珍しいドキュメンタリー作品に、観客はどんな反応を見せているのか。 劇中には、選抜された26人のメンバーが登場。
- 奇跡の洞窟、“観光地”へタイ国政府観光庁はこのほど、今年7月に起きた洞窟事故の現場として注目を集めたチェンライについて、観光地化計画を検討していると発表した。 チェンライは、タイ随一の観光都市チェンマイから、北へ約180キロ。 山頂から雲海を望める「プーチーファー」や純白の寺院「ワット・ロンクン」などいくつかの名所があるものの、チェンマイに観光客が集中しているのが現状だ。
- 狂犬病の迷信、さらなる悲劇へ6日、タイ北部ターク県で、2歳の男児が死亡したと通報があった。 このミャンマー人の男児は1カ月ほど前に近隣の飼い犬に噛まれており、後の調査で死因は狂犬病だと判明した。 なぜ、家族は男児を医療機関へ連れて行き、狂犬病ワクチンの事後摂取を受けさせなかったのか。 その理由が現地で話題になっている。 疾病予防局長のスワンチャイ医師によると、男児の父親は「噛んだ犬を食べると狂犬病が治ると信じ、息子を噛んだ犬を殺して家族で食べた」と証言。
- 事実は闇の中へ7月23日、バンコク都内の刑事裁判所で、1人の男性が8階から飛び降り自殺を図った。死亡したのはスチャイ氏(52)同氏は当日、2016年4月に息子タニット氏が刺殺された事件の判決公判を傍聴しに来ていたという。 しかし、被告人に証拠不十分で無罪の判決が降りるとその場で泣き崩れ、その後自殺を図ったとみられている。 なぜ、同氏は自殺に至ったのか。
- 新郎逃亡、バトル勃発事の発端は、挙式当日の7月22日。新郎(18)が逃げ出したと、新婦のマナオさん(25)が式場から自身のFacebookでライブ配信した映像。 瞬く間にシェアが広がり、翌日には一般人にも関わらず370万回を超える再生回数を記録。 慰めの声や応援のコメントが多数寄せられ、一気に“時の人”となった彼女はその日、話題の人物が登場するTV番組「Hone-Krasae」に、元新郎と共に登場。 「挙式の費用や偽証罪などで訴えてやる!」と、強く言い放った。
- ラマ10世の生誕日タイでは、チャクリー王朝第10代の現タイ国王で、ワチラロンコン王とも呼ばれるラマ10世がお生まれになった7月28日を前に、さまざまな催しが準備されている。 政府発表によると、生誕を祝う記念行事は22〜28日まで行われ、当日はプラユット暫定首相が国民を代表して、祝賀メッセージを送るほか、祝賀パレードを開催するという。 特に今年は、“良い行い”をキーワードに、ボランティア活動を奨励。25日には、サイアムピワット社主催のビッグ・クリーニング・デー(大掃除日)と題した清掃イベントが、同日朝からサイアムパラゴン、サイアムディスカバリー、サイアムセンター(ラマ1世通り)にて開催。
- タイ洞窟、救出の裏側今年のタイフルーツ業界は、中国IT大手・アリババグループの通販サイト「Tmall.com」にてタイ産ドリアンが1分で8万個売れるなど、明るい話題が目立っていたが……その裏で下落を続けているのが、パイナップルとココナッツだ。 世界中の注目を集めたタイ北部・チェンライ県のタムルアン洞窟で起きた事件。 行方不明者は、地元サッカーチームの少年12人とコーチの男性1人。 6月23日に同洞窟内で消息が途絶えたが、7月10日に全員無事に救出。 その裏側では、国際的な支援の輪が広まっていた。
- タイの二大フルーツ、大暴落今年のタイフルーツ業界は、中国IT大手・アリババグループの通販サイト「Tmall.com」にてタイ産ドリアンが1分で8万個売れるなど、明るい話題が目立っていたが……その裏で下落を続けているのが、パイナップルとココナッツだ。タイ中部プラチュワップキーリーカン県のパイナップル農協・スラット委員によると、「今年は雨に恵まれ、5月から6月にかけて例年を大きく上回る量の作物が収穫された。 去年に比べてタイ全体で10万トンも増えている。 そのうち同県産の作物は6万トン弱を占め、供給過多の状態だ。
- 経済成長の裏に潜む教育問題プラユット暫定首相は13日、バンコク都内で開催された「まちづくりイベント」に出席。 同イベントはインフラや教育環境の整備など、5〜10カ年かけて人々の生活の質を向上する目的で実施。 そこで刺激を受けた同暫定首相は、基礎教育委員会事務局に対して教育現場の実態調査を要望。 この突然の出来事をきっかけに、今、国内ではさまざまな声が飛び交っている。
- 大麻は未来の救世主?今年5月15日、タイ国内で大麻を使用した医療研究についての法案が閣議で承認され、これまでの動物を限定とした研究対象がヒトにまで拡大されると発表された。 保健省のソーポン大臣補佐官は、「タイの伝統医学では大麻から作られた薬によって、肝臓癌やてんかんなどを治す効果があると言われてきた。 また近年、世界各国の医療場面では医療大麻を用いて治療を行った病例がある」と言及。 前述した伝統医学における大麻への理解・認識や、大麻を栽培するための土壌など、社会的な受け入れ体制がタイには整っていると続けた。
- 帰ったきたリーダーステープ・トゥアクスバン元副首相が舞い戻ってきた。同氏の名前を聞いて、ピンと来る人は在タイ3年以上の方だろう。2014年5月22日、現政権(軍事政権)がタイを束ねるきっかけとなったクーデター。その原因と言えるのが反政府デモ(反タクシン元首相デモ)だった。当時、インラック政権(タクシンの実妹)に反対する「民主党人民民主改革委員会(PDRC)」が蜂起。「シャットダウンバンコク」と題して数万人のデモ隊が、バンコクの主要交差点などを数カ月間に渡って占拠した。そのトップが、豪腕政治家として名を馳せたステープ氏だった。彼はデモ隊を率いる最中から「今後一切、政治活動はしない」と宣言。
- タイ米、価格高騰5月上旬、タイ商務省貿易局のアドゥン局長は、タイ米に対する世界的な需要拡大を受け、今年の米輸出量予測を950万トンから1000万トンに上方修正したと発表。 1〜4月時点の輸出量は358万トンで、タイは世界トップの輸出量を誇っている。 一方タイ国内では、昨年の水害の影響で打撃を受けている各米販売会社が米の小売価格を上げるため、国内商取引局に許可を求める動きが拡大。
- キレやすい家族SNS上にアップされたある家族の問題動画をきっかけに、その一家が住むラヨーン県の住民らが、「一家を県外へ追放する」といきり立ち、騒ぎとなっている。 事の発端は、渦中の家族の息子が、駐車違反を警察に咎められ、その後、駆けつけた両親ともに“キレている”動画がSNSに掲載されたことに遡る。 後日、警察は動画を証拠に家族を事情聴取するも、一家の息子が「誰も暴行はしていない」と無実を主張。