小児科の選び方・受診のコツ・ワクチン

かかりつけ小児科の選び方・スムーズな受診のコツ

ひと口に小児科と言っても、大きな総合病院(私立病院など)と個人病院・クリニックでは役割が異なります。
日本以上に医療が専門領域に細分化されたタイの病院では、一般的な小児内科以外にも、小児呼吸器科、小児感染症科、小児アレルギー科、小児整形外科、新生児・小児救急搬送センター、発達行動小児科・発達行支援センターなどさまざまな分野に特化した診療科があり、各専門医による複合的な診断・治療を受けられるのが特徴。
もちろん、入院施設を完備しており、入院時の付き添いや託児サービスなども充実しています。

一方、個人病院・クリニックには大病院のような緊急時対応や入院設備などはありませんが、比較的受診時の待ち時間が少なく、担当医の予約が取りやすいというメリットが挙げられます。
また、バンコク都内ではスクンビットエリアを中心に最寄り駅から好アクセスの日系クリニックがいくつかあり、子どもの様子や状況に応じて大病院とクリニックを使い分けている保護者も少なくないようです。


かかりつけ小児科を選ぶチェックポイント

  • 自宅からの通いやすさ・医療機関周辺の交通環境
  • 急な診察や対応など、ある程度の融通が利きそうか
  • 医師は質問に快く回答してくれ、十分な情報が得られるか
  • 日本語の通訳は明瞭か、内容を極端に端折られていないか
  • 処方された薬(特に抗生剤・抗菌薬など)は多すぎないか

小児科の受診時に必要な持ち物 ※医療機関により異なる場合があります

必須
  • 子ども(受診者)のパスポート
  • 医療保険の保険証券
  • 母子健康手帳(乳児の場合)

持参すると役立つもの
  • 症状や経過を書き留めたメモ
  • 実際の嘔吐物や便の一部(画像や動画でも可)
  • 処方箋や服用中の薬、お薬手帳など
  • 予備の着替えやオムツ、タオル
  • 急な嘔吐に備えたエチケット袋


小児科の時間外・救急医療のかかり方

夜間・休日の発熱など子どもを病院に連れて行くべきか迷ったとき、日本ではまず地域の医療機関に電話で相談し、アドバイスを得るように推奨されています。
一方、タイにはこうした公的な相談窓口はないため、小児科医は「子どもの体調で判断がつかないことがあれば、時間外でもためらわず病院にかかってほしい」と口を揃えて助言します。

子どもの体調は急変しやすく、普段子どもと一番近くで接している保護者でも見極めが難しいもの。
バンコク都内の大手私立病院には24時間搬送に対応する小児専門の救急医療部門や、専門医が常勤する小児科外来があります。
万が一に備えて、かかりつけ病院への連絡・移動手段を確認しておきましょう。

また緊急時には、気持ちが焦って医師に伝えたい言葉が上手く出てこない、という状況も想定されます。
下記のようなポイントを意識して、メモしておくと安心です。


お医者さんに伝えるべき

  • いつから症状が始まったか(例:食前・食後、外遊びの後、学校帰り など)
  • どんな症状か、時間による変化はあるか(例:痛み発熱・嘔吐など。だんだん酷くなっている、空腹時により悪化する、横になると和らぐ など)
  • 持病やアレルギーの有無、服用中の薬
  • 近所や学校など身の回りで流行している病気の有無(例:風邪、はしか、インフルエンザなど)

小児科の定期予防接種(ワクチン)について

日本では生後2カ月から定期予防接種が始まり、対象の時期になると自治体から通知が届き公費(一部自己負担あり)で受けることができます。
一方、タイでは保護者の判断による任意接種が基本となるため、かかりつけの小児科医と相談しながら接種スケジュールをたてる必要があります。
日本とタイでは使用するワクチンやタイミングが異なる場合もあるため、本帰国の予定などを考慮しながら適切な接種を受け、きちんと記録をまとめておきましょう。


主な定期予防接種と予防できる感染症

  • BCG▶▶▶結核
  • MR(2種混合)▶▶▶麻疹(はしか)・風疹
  • DPT(3種混合)▶▶▶ジフテリア・破傷風・百日咳
  • A型肝炎ワクチン▶▶▶A型肝炎
  • B型肝炎ワクチン▶▶▶B型肝炎
  • 日本脳炎ワクチン▶▶▶日本脳炎
  • 水疱瘡ワクチン▶▶▶水疱瘡(みずぼうそう)
  • ロタウイルスワクチン▶▶▶感染性胃腸炎(ロタウイルス)
  • Hib▶▶▶ヒブ感染症(細菌性髄膜炎・喉頭蓋炎など)
  • 経口生ポリオワクチン▶▶▶ポリオ(小児まひ・急性灰白髄炎)



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バンコク都 – 新型コロナ新規感染者数

※( )内はタイ全体の新規感染者数


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