※長期滞在ビザを保有している方に限ります。
タイで生活するなら、やはり銀行口座は持っていたいもの。しかし、タイの銀行はワークパーミットを取得していない外国人が銀行口座を開設することができないというのが今までの常識。
ところが調べてみると、バンコック銀行の支店によってはワークパーミットを持っていない外国人でも銀行口座を開設できるようです。そこでバンコック銀行エンポリアム支店へさっそく口座開設に行ってきました。
※ワークパーミット無しの口座開設は各支店の判断によるので、支店・担当者の判断により口座開設できない場合もあります。また、必要書類については各支店へご確認ください。
※今回の記事ではバンコック銀行の口座開設を紹介しています。その他銀行での口座開設については各銀行へ問い合わせてください。
事前に用意して銀行へ持っていくもの
- パスポート
- 長期滞在ビザ
- 在留届出済証明(英文)
在タイ日本大使館で発行(発行手数料550B)。2023年3月現在、申請日を含めて3日後に受取可能です。窓口受付時間は8:30〜12:00、13:30〜16:00。 - ※在タイ日本大使館に在留届を出していない場合は、その場で手続きを行い、在留届証明を申請してください。
口座開設のための申請手順
バンコック銀行エンポリアム支店は、BTSプロンポン駅直結のエンポリアムタワー1階にあります。
1 支店へ行く
検温・手の消毒後、支店の中ほどに進み整理券発券機へ。発券機の上部に日本語で「整理券」と書かれた案内板が設置されています。
2 整理券を取る
整理券発券機のパネルに表示されている数字の「2」を押すと、整理券が出てくるので受け取ってください。
3 順番を待つ
整理券の番号が呼ばれるのを待ってください。カウンター奥の電光掲示板に、整理券番号とカウンターの番号が表示されるので、それで確認することもできます。
4 口座開設を申請
順番が来たら指定のカウンターに行き、窓口の担当者に口座を開設したい旨を告げます。(タイ語:เปิดบัญชีブート・バンチー、英語:Opening of Deposit Account)。労働許可証(ワークパーミット)の有無を問われるので、「持っていない」と答えます。
5 書類への記入
口座開設に必要な書類(3種類)に必要事項を記入します。
1. 『口座開設申請用紙(個人用)』への主な記入事項
- 氏名(パスポートに記載されたアルファベットの氏名を記入)
- 生年月日(日/月/西暦)
- 国籍(その他の欄に印をつけて右の空きスペースに国籍を記入。日本ならJAPAN)
- パスポート番号
- 住所(郵便物の希望送付先)
- 固定電話番号・携帯電話番号
- メールアドレス(本人のメールアドレスのみ有効)
- 希望するサービス全てにチェック
◆新規口座開設
◆ATMカード発行
◆SMSへのアラート
◆インターネットバンキング・モバイルバンキングの中から、新規口座開設とインターネットバンキング、モバイルバンキングの選択
◆ATMカード発行 - 希望する口座
◆普通預金(通帳有り)を選択 - 口座名義人氏名(本人の名前を英語で)
- 右下にサイン(パスポートと同じサイン)
※書き間違えた場合は(間違えた)文字の上に線を引いて、正しく書き直してください。書き直した文字の近くに小さくサインを書く必要があります。