2月24日、タイ首相府報道官はトンロー周辺の娯楽施設で出回っている新種の手製薬物、通称「ゾンビたばこ」に警戒を呼びかけている。
電子タバコから改造された「ゾンビたばこ」には、医療麻酔薬に使用されることもある「エトミデート」が含まれており、吸ってしまうと強い眠気や呼吸数と血圧の低下、吐き気、意識の喪失、最悪の場合は死に至る可能性もあるとされている。
また、副腎皮質ホルモン「コルチゾール」を抑制する副作用もあり、筋肉機能の異常につながる場合もあるという。報道官は電子タバコの成分が「安全」だと勧められても決して試さないでほしいと警鐘を鳴らしている。
娯楽施設以外でも、「快眠・リラックスの効果がある」というような売り文句でオンライン販売されていることから、「安全」という言葉を信用しないでほしいと訴えている。
（2月24日＝タイラット）
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