5月20日、タイ保健省はインフルエンザの感染拡大について警鐘を鳴らしている。特に5月の新学期開始と雨季入りしたことを受け、一層の注意が必要とのこと。
今年1月1日〜5月19日までの期間に全国で33万3,982人の感染者が確認されており、うち44人が死亡しているという。感染者数の最多は5〜9歳、続いて0〜4歳、10〜14歳となっており、人が一カ所に集中する学校や刑務所でのクラスター感染が多発している模様。また、死亡者の多くは高齢者や、腎臓病・高血圧などの持病持ちの患者で、そのほとんどがインフルエンザワクチンを接種していなかったことが判明している。











