タイ・バンコクの保育園選び完全攻略【2025年版】

バンコクには未就学児でも預けることができる保育園(ナーサリー)や、一時預かり制度のある幼稚園などが多々あります。
保育園探しを始める前にバンコクの保育園探しでおさえておきたいポイントや各保育園の特徴などを紹介していきます。

バンコク保育園アンケートご協力のお願い

バンコクで保育園を選ぶための参考として、読者アンケートを募っています。
集計したアンケート結果に関しては、今後の企画に反映していく予定です。

アンケートの回答はこちらのリンクから

https://forms.gle/6nm7JD476MjawgxL8


幼稚園・保育園探しで押さえておきたいポイント


日本と異なるタイの幼稚園・保育園事情

ポイント1 タイの幼稚園・保育園の運営事情

日本では保育園・幼稚園ともに保育士免許や幼稚園教諭などの免許を取得した「保育のプロ」が働いているのが一般的です。しかし、タイの幼稚園では資格者が働くことを条件としていますが、保育園に関してはそのような定めはありません。運営する保育施設の判断で採用されているため、資格が無くても子どもを預かることが実質可能となっています。その点を念頭に置きつつ、有資格者が保育に携わっているのかどうかも判断材料の1つとして入れておくといいでしょう。


ポイント2 タイの幼稚園・保育園は認可?認可外?などあるの?

日本では、補助金などいわゆる公費で運営されている認可保育園と、保護者からの保育料のみで運営している認可外保育園があります。タイでは、保育施設に国からの補助金などは無く、全て保育料のみで運営されています。そのため、保育の方針や質も園によって特色が異なります。

園の方針は、保育士や子ども達の様子に反映されます。園を見学する際は、保育士と子どもたちがどのように関わっているのかも良く観察してみましょう。保育士の声かけや表情、態度は子どもたちの学びの意欲に直結します。通っている園児達が楽しそうにイキイキと園生活をおくっているかも大事なポイントです。


ポイント3 保育環境・給食・衛生面など

海外では日本と異なる食文化があり、衛生基準も日本と同じとは限りません。子ども達は慣れない海外生活で、日頃食べ慣れた食事が出されているのか?アレルギー対策がきちんと対応できる園なのか?なども確認しましょう。園によっては、日本人の栄養士が常駐し「食育」にこだわった給食を提供している園もあります。

また、タイでは日本と違い一年を通してインフルエンザが流行します。蚊に刺されることで感染するデング熱、食中毒や下痢症などにも注意が必要です。園の衛生管理状況や、感染症対策などについても確認してみましょう。

日本と異なるタイの生活事情

ポイント1 海外での幼稚園・保育園表記について

日本では聞きなれない呼び名ですが、海外では一般的に保育園はNursery (ナーサリー)
やDaycare (デイケアー)と呼ばれます。幼稚園はKindergarden (キンダーガーデン)やPre-school (プレスクール)と表記されているところが多いです。キンダーガーデンと表記されていてもナーサリーや一時預かり対応可能な園などもあるのでお問い合わせしてみましょう。


ポイント2 通園はスクールバスの活用も!

バンコクにおいてベビーカーを押しながらの徒歩通園はひと苦労。コンドやサービスアパートのシャトルサービスを活用するか、スクールバスの活用をおすすめします。小さいうちのバス通園は心配もありますが、園によってはチャイルドシート設置やGPS機能を導入しているところも。園の安全対策はきちんとされているのか確認したうえで、スクールバスの利用も検討してみましょう。また、自宅が送迎範囲内であるかどうかも確認しておくと良いでしょう。


ポイント3 日本語保育はもちろん英語保育という選択も!

バンコクはたくさんのナーサリー対応もしている日系幼稚園があり、日本の保育園と変わらない保育環境を提供している園や、英語保育のナーサリーもあります。日本よりも選択の幅が広がる点はメリットといえるでしょう。



読者の声

「バンコク保育園アンケート」にご協力いただきありがとうございました。
アンケートにお答えいただいた読者の皆さまの声を一部ご紹介します。
今後の保育園選びの参考にしてみてください。


バンコクでの保育園探しをするうえで重要視したこと


  • 立地
  • 教育方針
  • 学費
  • 口コミ
  • 子どもとの相性
  • 設備の充実
  • バイリンガル教育
  • 園や設備の安全面
  • 保護者同士や先生とのコミュニケーション
  • トラブルが起きたときなどの対応がマニュアル化されているのか など

子どもを通わせる保育園の決め手になった理由


  • 園庭が広い
  • 緑や自然がいっぱい
  • 保育時間が長い
  • バランスの取れた給食、給食が美味しい
  • 主担任が日本人の先生なので、子どもと意思疎通が取れた
  • 日本式の保育が学べる
  • ベテランの保育士が多く、安心して預けられる
  • 園の雰囲気がよかった
  • 送迎バスがあった など

また、「入園前に園の見学に行きましたか?」という質問については、ほとんどの方が「見学に行きました」と回答。

口コミやネット上の情報だけではわからない部分も多いため、実際にお子様と一緒に見学してみることも大切です。


バンコクの保育園(ナーサリー)リスト

バンコクの保育園一覧リストです。一時預かりをおこなっている保育施設も含みます。
保育環境別でまとめ、エリア順で紹介しています。
ご家庭の保育方針や住まいのエリアと照らし合わせて保育園選びにご活用ください。


保育環境が「日本語」の保育園


アソーク

Rainbow Nursery レインボー幼稚園

広々とした園庭と少人数制でアットホームな雰囲気が魅力のレインボー幼稚園。2歳から入園可能。一時預かりもおこなっていて対象は1歳〜3歳まで園外保育や水遊びなど体験型保育を積極的に取り入れています。

住所

36 Sukhumvit Soi 23

電話

02-258-4190


プロンポン

Melodies Nursery 49 Campus メロディーナーサリー 49キャンパス

メロディー幼稚園が運営する未就園児のためのサービスがRQ49 Mallで「メロディーナーサリー」として2024年5月にオープン。本園のメロディー幼稚園38キャンパスも以前と同様にナーサリー(保育園)は利用可能です。両キャンパス共に、日本人保育士による安心保育。食育にこだわった給食や、GPS搭載の園バスも好評。

住所

49/7 Sukhumvit (RQ49 MALL) 3階

電話番号

092-507-6586


トンロー

Melodies International Kindergarten 学校法人 メロディー幼稚園 38キャンパス


1981年に設立され、40年以上の実績を持つメロディー幼稚園。1歳半〜5歳児を対象に日本語を中心としたナーサリー(保育園)、年少以降から日本人部(日本語保育)とインター部(英語保育)と選べるのが魅力の日系幼稚園。
様々な国籍の教師が保育に関わります。日本人部でもネイティブ講師による英語の時間を採用しています。

住所

55 Sukhumvit Soi 38

電話番号

02-712-1680


SP International Preschool SP幼稚園

1歳半から受け入れ可能で月・水・金の週3回実施。単発利用からマンスリー利用(バス利用可)での申し込みも可能。一時預かりとは異なり、在園児とカリキュラム等に参加し集団生活に慣れるための準備期間として利用できるため入園後も安心です。

住所

95 Thonglor Soi 17, Sukhumvit 55 Rd.

電話

02-185-2715


Kiddy Yochien キディー幼稚園

保育園児も安心して遊べる綺麗な園庭が魅力のキディー幼稚園。1歳6ヶ月から入園可能。一時預かりは1歳6ヶ月〜3歳の誕生日を迎えるまでの年齢を対象に1日2名〜3名受け入れています。保育園児もバス利用可能でチャイルドシートの利用は要相談。一時預かりのバス利用は兄弟に在園児がいる場合のみ利用できます。

住所

114 Sukhumvit Soi 34

電話

087-113-4114(日本人直通)

Bangkok Kindergarten ばんこくようちえんEARLY YEARS

2023年にトンロー25の新園舎に移転。3階建の建物で2階がナーサリー部になっています。アットホームな雰囲気で少人数制の縦割り保育。異年齢交流ができるのも魅力です。一時預かりやアフタースクール、土曜保育などもおこなっています。

住所

51 Thonglor Soi 25, Sukhumvit 55 Rd.

電話

02-390-0397


Yumeterasu preschool & Thonglor Branch ゆめてらすプレスクール部

©️Yumeterasu preschool@HP

幼児期に自己肯定感と好奇心を大きく育む日本式プログラムで年齢に応じた保育を取り入れるゆめてらす。プレスクール部では、日本人保育士による四季を感じる丁寧な保育とコミュニケーションが定評です。週2・週3コースと多様なプランから選べ、早朝保育や延長保育にも対応しています

ゆめてらす プロンポン園(バイオハウス6階)
対象

年少〜年長

住所

6th Fl., Biohouse, 55 Sukhumvit Soi 39

電話

062-431-1107


ゆめてらす トンロー園
対象

1〜3歳、年少未満

住所

117/4 Sukhumvit Soi 55

電話

096-258-8809


エカマイ

タイさくらキッズ

2024年10月に開園したこども園。タイとインドで駐在経験がある日本人夫婦が、「幸せに生きる力」を育むことを理念に、「心身の健康」と「他者との温かな繋がり」を軸として、食の安全に拘った給食を提供し、基礎感覚を養う運動遊び、自己肯定感や思いやりを育む保育を行います。通常保育が17時までと、保育時間の長さも特徴です。

住所

164 Soi Pridi Banomyong 25

LINE https://line.me/R/ti/p/@503zmhvq


プラカノン

オイスカバンコク日本語幼稚園

入園は最々年少の1歳半〜預かり可能で、預かり時間は8:30〜15:00まで。料金は30分75THBと30分単位で利用でき、送迎バスは片道120THB〜利用可能です。一時預かりでも在園児と一緒に園生活をおくります。

住所

876 Pridi Bhanomyong Soi 36, Sukhumvit 71 Rd.

電話

02-381-8721



日本語と英語両方にふれられる環境を探している方はこちら! 保育環境が「日・英」の保育園


プロンポン

New Bambino International Kindergarten ニューバンビーノ幼稚園


特別プロモーション
★2025年度 期間限定★

2025年度に入園手続きすると入園金が半額に!
最年少児は入園金が5,000B、兄弟児(第2子〜)も5,000B


広々とした園庭やアスレチック遊具、屋上広場や温水プールなど充実した設備が魅力のニューバンビーノ幼稚園。日常保育に「英語」や「タイ語」を取り入れ、外国語に慣れ親しむ環境作りをしています。


2024年に園舎をリニューアル

ニューバンビーノ幼稚園の園舎が2024年にリニューアル。園庭の頭上には自動開閉式の屋根が設置され、天候に左右されず外遊びが楽しめます。
また、教室内や屋上プールなどにも工夫が施され、子どもたちも安心して過ごすことができます。


ニューバンビーノ幼稚園
住所

184/1 Sukhumvit Soi 49

電話番号

02-712-6241

メールアドレス

info@newbambino.ac.th

WEBサイト http://www.newbambino.ac.th/


トンロー

Kobato International Kindergarten こばとようちえん

こばとようちえんは「モンテッソーリ教育」を取り入れている唯一の日系幼稚園。子どもの自己肯定感を高める保育も心がけており、1日2回の外遊びや、プールの授業が毎週あるなど、体を動かし自然にたくさん触れることで「生きる力」を大きく育みます。

住所

19 Soi Seangchai, Sukhumvit 38 Rd.

電話番号

02-392-0650


エカマイ

Kids' Academy International Pre-school キッズ・アカデミー・インターナショナル・プレスクール

©kidsacademy@WEBサイト

タイで一番歴史のある日・英バイリンガル部で、1歳半から入園が可能。タイにいながら日本の幼稚園とイギリス式カリキュラムを取り入れ、心豊かに育つよう保育を行います。卒園後は、姉妹校のアストラ・アカデミーにも進学が可能です。

住所

52/1 Ekamai soi 2, Sukhumvit 63 Rd.

電話

094-486-5880



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