精霊たちがパレードする「ピーターコーン祭り」って?

東北部ルーイ県ダーンサイ市に、古くから伝わるちょっと変わったお祭りがあります。

その名は「ピーターコーン祭り」。

毎年、6月か7月に開催され、その風変わりでユニークなマスクや衣装が話題となり、今では観光客にも注目されるお祭りとなっています。

有名な仏教説話がもとになっていて、お化けのような衣装とマスクを身につけて、雨乞いをするという行事。

農作物の豊かな実りを願うとともに、その土地や国を守ってもらうように、自分たちの先祖崇拝が起源であると言われています。

お化けのマスクでダンス!

通常3日間続くお祭りでは、人々が派手な衣装を身につけ、大きなお化けのマスクをかぶって、賑やかに踊りながらパレード。

カラフルなドレスは、布の切れ端を縫い合わせたもので、マスクはココナッツを加工してペイントしたものに、蒸し籠をのせて作ります。

また、お祭りが終わったら、衣装は家に持ち帰りません。

不幸や災いを葬るという意味から、衣装は川に流してしまいます。

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