起きてしまったら最後の踏切事故

寺院に向かう乗客60人を乗せたバスが列車と衝突。 20人が亡くなった悲惨な踏切事故の原因とは…

クルマと列車が交差する踏切での事故は、数が少ないとはいえ、起きてしまうと重大な事態となる。

11日8時5分頃、チャチューンサオ県ムアン郡クロンクェーンクラン駅近くの踏切で、乗客60人を乗せたバスが列車と衝突する事故が発生した。

衝撃で横転したバスの乗客のうち20人が死亡。

残りの乗客はケガを負い近くの病院に搬送された。

負傷者の一人である女性は「事故当時、車内では音楽が大音量でかかっていて、踊っている乗客もいた。

自分には列車がこちらへ向かっているのが見えたが、運転手は停車せずに踏切内へ入って行った」と語っている。

列車の運転士は踏切の手前約100mでバスを確認。

警笛を鳴らし緊急ブレーキをかけたが間に合わなかったという。

事故原因として話題になったのが踏切に関する法整備の甘さである。

タイ国鉄(SRT)の調査によると、現場の踏切はSRTが認めていない私設踏切。

警報サインはあるが故障していて、遮断機は設置されていなかった。

SRTの全路線内には192ケ所の橋と214ケ所のトンネルがあり、それに対して踏切は2278ケ所。

そのうちのなんと621カ所が違法踏切なのだというから驚きだ。

この事故に際し、運輸省はバス運転手の油断が事故の原因で、運行会社に責任があるとして訴えを起こした。

また、再発防止のため、全国の私設(違法)踏切の状況を調査し、警報サインや遮断機といった安全装置の設置を進めていくという。

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