タイ・バンコク生活Q&A
住居編

タイ・バンコクの住まいや日常生活の疑問・質問にお答えします。

Q

近所に知り合いがいないので不安です

A
管理事務所のスタッフや守衛さんと良好な関係を

コンドミニアムやアパートでは基本的に住民同士の付き合いは少なくなります。アパートの場合、オーナーをはじめ管理事務所のスタッフや守衛さんとは何かと関わることが多いです。何かあったときに助けてくれることもあるので、顔を合わせたら挨拶や言葉を交わすなどのコミュニケーションを取るようにしましょう。
コンドミニアムの場合は、アパートに比べるとスタッフとの関わりは多くありませんが、トラブルや困り事があったときのために、管理事務所やオーナーのほか、不動産会社の連絡先は控えておいてください。


Q

部屋のトラブル、家具や家電の交換は?

A
管理事務所もしくはオーナーへ連絡を

一般的にアパートの場合は管理事務所、コンドミニアムの場合はオーナー(不動産会社経由で)に連絡をします。部屋のトラブルや家具家電の故障は無理に自分で解決しようとせず、オーナーや管理事務所に対応してもらいましょう。
ただし、別途修繕費用がかかる場合があるので、対応してもらう前に確認しておくこともお忘れなく。


Q

賃貸契約に必要な書類って?

A
パスポートのみ

パスポートがあれば契約可能です。ビザやワークパーミット(労働許可証)の提出は不要。


Q

部屋を見つけてからどのくらいで入居できるの?

A
最低でも1週間

アパートやコンドミニアムの場合、オーナー側に部屋の掃除から契約書類の作成などと準備があるため、最低でも1週間ほどかかります。サービスアパートの場合は当日の入居が可能です。


Q

家賃はどうやって支払うの?

A
銀行振込が一般的

もっとも一般的なのは銀行振込。銀行アプリやATMを使って、オーナーの口座へ家賃を送金します。物件によっては、現金のみしか受け付けてくれないところや、クレジットカードが利用できる場合もあるでしょう。


Q

デポジット(保証金)が返ってこない

A
まずは入居時の不動産会社に相談

本来、デポジットは住んでいた部屋の補修費(クリーニング費等)が差し引かれて返金されます。しかし、退去が決まってオーナーへ連絡したのにデポジットが返金されないというトラブルは珍しくありません。まずは入居した時の不動産会社に相談しましょう。引越す際は、日本と同じく必ず契約書にある退去通知期間(30〜90日)前までに、家を出る旨をオーナーに伝えることがトラブル回避につながります。契約期間を満たさずに転居となった場合、デポジットは返金されません。

一方で、急に本帰国が決まったなど、致し方ない理由がある場合はオーナーとの直談判となり、証明書の提出が求められることもあります。基本的には契約期間内に借主側の勝手な理由(会社命令であっても)で解約する場合、デポジットは返ってこないと考えてよいでしょう。また、入居したときにもらう敷金の領収書は、退去時に原紙を返却しなければいけないので、無くさないようにしっかり保管しておいてください。


Q

公共料金の支払いはどうすればいいの?

A
銀行アプリやコンビニで支払いできます

日本と同様にコンビニのほか、銀行アプリを使った支払いが可能となっています。ちなみにサービスアパートは光熱費が家賃に含まれていることがほとんどです。


Q

入居前に家具・家電をリクエストしたいときは?

A
不動産会社経由でオーナーへ相談を

部屋の家具や家電の追加、クリーニング等はオーナーもしくは不動産会社経由でリクエストしてみましょう。たとえば「テレビを新型に買い替えてほしい」「寝具を一式変えてほしい」「エアコンのクリーニングをしてほしい」などであれば対応してくれることが多いです。
しかし、「洗濯機と乾燥機を付けてほしい」「大きい冷蔵庫がほしい」などあまりにも費用額が大きい場合は対応してもらえない可能性が高いでしょう。あくまでもオーナーの判断によりますが、常識の範囲内でリクエストするようにしてください。


Q

契約時にかかる費用はどのくらい?

A
一般的には前家賃+デポジット(家賃1〜2カ月分)

物件の契約が成立したら、契約金を支払います。タイには礼金という商習慣はなく、デポジット(保証金)が敷金に相当。このデポジットは退去時に部屋の補修費が差し引かれて返金されます。また、物件を紹介してくれた不動産会社へ仲介手数料を支払うこともありません。


Q

タイでコンドミニアムを購入するには?

A
まずは専門家に相談し、正しい知識を持ちましょう

タイで外国人が購入できる不動産は、コンドミニアムのみ。しかし、コンドミニアム法で保有制限が設けられており、一棟のコンドミニアムのユニットの総床面積あたり49%までしか所有できません。また購入額全額相当の外貨をタイに送金することが条件なので、タイ国内の商業銀行で住宅ローンを組むことはできないので覚えておきましょう。

購入の手続きは、物件を決定してから予約、契約、外貨送金、登記の流れで進みます。ただしコンドミニアムの建設が中止になった場合でも、予約金が返金されないなどリスクもあるので、まずは専門家に相談して正しい知識を持つことが重要です。


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