ステップ12:隔離ホテル、滞在レポート

入室後しばらくは外部との接触が遮断されます

ASQホテル滞在を開始して初めの1週間は、ホテル内のスタッフも含め外部との接触が全て遮断されると思って下さい。

事前にホテルにお願いをして、バンコクの自宅から着替えを到着前に部屋に入れておいてもらうことは出来ましたが、一度滞在者が部屋に入ると、数日後のPCR検査で陰性結果がでない限りその部屋に誰も入れません

したがって、清掃やタオルの交換もありませんので、部屋の中には予め多くのモノが備え付けられています。(飲料水、ソフトドリンク、スナック、タオルとリネン、アメニティ)


ホテル内でのコミュニケーション

ホテルの内線でオペレーター、看護師、ルームサービスに連絡を取ることも出来ますが、The Sukosol Hotelでは全てのコミュニケーションをLINEアプリを使って可能にしています。

英語テキスト(日本語も可能らしい…)でのやり取りにはなりますが食事の注文、検温結果の報告、何か必要なモノの注文まで、正確に意思の疎通ができ、履歴も残るので口頭よりも便利です。

もし英語でのコミュニケーションに不安がある方は、日本人又は日本語可スタッフがいるホテルを選択することをお勧めします。


一日の流れ

8:00

朝食と検温

12:00

昼食

18:00

夕食と検温

20:00

ゴミの回収、部屋の前にゴミ袋を出しておく

部屋の中ではいつ何をするもの自由ですが、このホテルでは飲酒と喫煙は禁じられています。


食事の注文

このホテルでは前日に次の日の朝昼晩の献立を選んでLINEで送信します。
夕食には曜日ごとのスペシャルメニューもあり和・洋・中・タイと、滞在中に選びきれないほどの数があり味も量も申し分ありません。一部有料メニューも有りました。



毎回時間通りに自分の部屋の前にあるテーブルに食事が用意されます。



毎食プラスチックの容器に小分けにされてサーブされます。
左)トムヤムクンスープ
右)チキンシーザーサラダ
ランチもディナーもボリューム満点



部屋の中で出たゴミや、残飯やプラスチック容器は、指定されたゴミ袋に入れて部屋の前に出しておくと、毎晩8時に回収されます。


検温

ホテルから支給された体温計を使い、毎日朝・夕の2回自分で検温をします。
その結果を撮影し、画像をLINEで送信します。


PCR検査が5日目と12日目にあります

4日目の朝に、翌日のPCR検査のお知らせ

4日目の午前中に、看護師から翌日のPCR検査のお知らせのLINEがありました。

「明日の午前9:10から初回のコロナ検査がありますので部屋で待機ねがいます。あなたの順番がきましたら係が電話をしますので、エレベーターAを使って6階に降りて来て下さい。検査はチェックインエリアで行います。」


5日目の朝にPCR検査を実施

当日の検査は看護師が綿棒を2つ使って、口の中と鼻の奥の粘液をそれぞれ採取します。
そして、健康状態についていくつか質問されます。
所要時間は5分ほど。

検査結果は翌日の朝にLINEで報告されます。
『陰性』であればその翌日の7日目から外部とのモノのやり取りが可能になります。


差し入れは?ECサイトから購入は?

前述の通り5日目のPCR検査が陰性であれば7日目から外部とのやり取りが可能になります。そこでホテルに下記の質問をLINEで送りました。

洗濯物を自宅に出せますか?

◯ 可能

着替えを自宅から受け取れますか?

◯ 可能

家族・友人・知人からの差し入れは大丈夫ですか?

◯ 可能、ただし料理は調理された新鮮なものに限る。看護師のチェックあり。

メッセンジャーを使って職場からの書類を受け取れますか?

◯ 可能

メッセンジャーを使って職場に書類を送ることは出来ますか?

◯ 可能

Grabを使って食事を届けてもらうことは出来ますか?

× ダメ

Lazada(ECサイト)などで購入した商品を部屋まで届けてもらうことは出来ますか?

◯ 可能、看護師のチェックあり。

モノの受け取り・引き渡しはスタッフが部屋に食事の配給とゴミの回収に来た時に行われるそうです。
なので、1日に8:00、12:00、18:00、20:00の計4回の送受のみとなります。


注意!上記はあくまでもSukosol Hotelの場合です。恐らく他のホテルでも基本的に同じ対応だとは思われますが、ホテルによって対応が異なる場合もありますので、予約をする前に必ず事前確認をして下さい。


仕事はどのくらいできるのか?

室内に高速WiFiインターネットがあるので大体の業務は可能だと思います。
外部やオフィスとの書類等のやり取りは、前述の通り5日目のPCR検査が陰性であれば、7日目から可能となります。


運動・ホテル内で動ける場所

最初の7日間は完全室内運動となります、このホテルでは部屋にヨガマットが用意されているので、ストレッチや軽い筋トレくらいなら可能です。

前述の通り5日目のPCR検査が陰性であれば7日目から事前予約制で一日30分プールサイド(水泳不可) で外の空気を吸ったりリラックスルームでくつろげるようです。

12日目のPCR検査が陰性であればフィットネスルームの使用も可能になるそうです。

注意!上記はホテルによって施設が異なるので必ず事前確認をして下さい。


事前に確認!部屋にあると良いもの

ここがポイント

ホテルの部屋に下記のアイテムがあると隔離生活の質が変わります。
事前にホテル側に確認を取るか、備え付けが無い場合はリクエストをしてみましょう。


食器とカトラリー

食事は紙皿やプラスチックの容器に入れられて配られる場合がほとんどです。
それをプラスチックのフォークとスプーンで頂くのと、それを陶器皿に移して、ステンレスのフォークとスプーンで食べるのとでは味が全く違います。
ホテル側が用意出来ないのであればお皿一枚、フォーク1本、スプーン1本を持参することをオススメします。


湯沸かし器(ポット)

沸騰したお湯は必ず重宝します。
毎回の食事はお弁当のようなものなので出来たての熱々を頂くことはまずありません。
そんな時に温かい即席のスープや味噌汁があると食欲も湧き食事も楽しくなります。
また小腹が空いたらカップ麺も食べれます。


電子レンジ

食事を温め、お湯も沸かせる、レンジ用の日本米にレトルトカレー、その気になればパスタも茹でることができる、正に最強のアイテムです。
長期滞在向けのホテルなら設置しているところが多いですが、無い場合はホテル側にリクエストしてみるべき。


持参した方が良いアイテム

自分が大好きな食べ物

  • お菓子
  • カップ麺
  • 即席スープ&味噌汁
  • 調味料(醤油)
  • ふりかけ、などなど

ホテルの食事だけでは飽きてきます
ストレス軽減ためにも持参してください


シャンプー・リンス・洗顔料

ホテルに備え付けのものがありますが肌に合わなかったり、また長期滞在となるので普段毎日家で使用しているものが安心です。


食器洗剤とスポンジ

お皿とカトラリー洗浄にかかせません。


【目次】コロナ規制下のタイへの入国手順

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