東部沖で軍用弾薬3万発の隠匿摘発
隣国の少数民族武装組織へ密輸を図った疑い

©警察中央捜査部(CIB)

11月2日、タイの水上警察と海軍は、東部トラート県でAK-47の7.62mm弾など軍用弾薬および火薬筒計3万発以上を隠匿・輸送していたスピードボートを摘発したと発表した。

捜査当局は10月31日から11月1日にかけてクッド島周辺海域で違法物の洋上取引が行われるとの情報を得て警戒を行っていた。10月31日午後6時頃にウェルー川からクッド島方面へ向かったスピードボートが、翌11月1日午前5時40分頃に同河川へ戻ってきたタイミングで臨検を実施。船内にはタイ人4人とカンボジア人1人の計5人が乗船しており、船首の隠し部屋から大量の軍用弾薬を発見し押収した。

船を操縦していたタイ人の男の取り調べによると、メッセンジャーアプリを通じて手配を受け、クッド島沖でカンボジア側から航行してきた船と合流し、カンボジア人の男と荷物を積み込んだ後、トラート県ウェルー川沿いにある自然港へ届ける計画であったと供述している。

当局の調べにより、本件は今年8月に弾薬2万発以上を押収した違法兵器密輸事件の継続捜査の一環であることが判明し、今回押収された弾薬は製造状態が新しい中国製だった。

捜査当局の分析によると、今回押収された軍用弾薬はタイ国内を陸路で移動させた後に西部国境に接する隣国の少数民族の武装組織へと密輸・転売される予定であったと推測されている。警察は地元のタイ人仲介者や発注元の関与が極めて高いとみて、ネットワークの全容解明に向けさらなる捜査を進めている。
(11月2日=タイPBS)
https://www.thaipbs.or.th/news/content/572023

 

サイト内全体を検索

カテゴリーと月別アーカイブ

一番上へ戻る