タイ政府は、国民消費と経済回復の一環として 所得税還付プログラム「Shop Dee Mee Kuen 2023」を2023年1月1日から展開中。2020年と2022年に続き、3回目となるキャンペーンの実施となり、今回はガソリン代にも適用されるという。還付の対象者はタイに納税して確定申告をしている人になるため外国人も含まれる。
2023年1月1日〜2月15日の期間内に商品購入とサービス(飲食店、ヘアサロンなど)を利用した際、発行されたタックスインボイス(Tax Invoice)を証拠として、2023年分の確定申告の際に最大4万B分まで還付が可能だ。(還付金が戻るのは2024年3月〜4月頃の予定)
紙版タックスインボイス(Tax Invoice)のみだと、最大3万Bが所得税還付の対象となる。また、これに電子版タックスインボイス(E-Tax Invoice)を1万B分まで追加することができ、その場合は合計で最大4万Bまでが所得税還付の対象。電子版タックスインボイス(E-Tax Invoice)のみの場合でも、最大4万Bが所得税還付の対象となってくる。
紙または電子版タックスインボイスが還付を請求する際の証拠となるが、書籍(新聞・雑誌は還付対象とならない)およびOTOP(一村一品運動の商品)の場合は、領収書に購入者の名前が記載されていれば代用可能。また、電子版タックスインボイスは発行できる店舗(施設)とできない店舗(施設)がある。
所得税還付の対象とならない商品は、酒類、タバコ、自動車(車両)、旅行ガイド代、ホテル宿泊費、電気・水道料金、インターネットサービス料金、電話料金、損害保険、サブスクリプションによる長期サービスなど。













