タイの深南部で大爆発
12人死亡、121人負傷

南部ナラーティワート県スンガイコーロック市の花火倉庫で7月29日午後3時頃、大規模な爆発が起きた。8月2日時点では12人の死亡と121人の負傷者を確認。爆発現場から半径500m以上にわたり建物が損壊したため、多くの住人が家を失った。

地元関係機関が現場の調査と負傷者の手当を行っているが、損害被害総額は4,200万Bに及ぶと見られている。

爆発の原因は倉庫内で行われていた溶接の火花が、花火の火薬に着火して爆発したのではないかと推測されているという。爆発現場にいた従業員の全員が死亡したため、現在のところ正確な原因を明らかにすることが困難とのこと。また、調査段階では違法建築で、爆発性物質である約3tの硝酸カリウムの無許可所持などの不正も発覚した。倉庫の所有者である夫婦は爆発同日からマレーシアへ逃亡しており、逮捕状が発行されているという。

(8月2日=タイPBS)
https://www.thaipbs.or.th/news/content/330225

 
 

この記事をSNSでシェア!

サイト内全体を検索

カテゴリーと月別アーカイブ

無料メルマガ購読

週刊WiSEの更新を通知する無料メルマガです。購読ボタンを押した後に届く仮登録メールにて最終登録を行って下さい。

一番上へ戻る