8月14日、世界保健機関(WHO)はコンゴ民主共和国をはじめアフリカ大陸で感染が拡大している「エムポックス(サル痘)」に対して、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)を宣言した。
死亡率が比較的低いクレード2型と違い、コンゴなどでは死亡率が10%程度のクレード1型の感染が確認されていることから、国際的に検疫強化が求められている。
タイ保健省はWHOの緊急事態宣言を受け、国内の国際空港などで中央・東アフリカからの旅行者に対し検疫措置の強化・増設を実施し、エムポックス研究・診断用の施設準備、医療薬の準備などを行うとしている。













