北部ピチット県にある複数の仏教修道院で身元不明の遺体が発見され、11月26日時点で73体の遺体が保管されていることが発覚した。
また同修道院は、未成年含む信者に対して仏教の修行と称した「千里眼・千里耳」の訓練に疑問の声が上がったため、タイ国家仏教事務所が取りやめるよう指示していたという。
管理者によると、これらの遺体は「修行の一環として屍体を朽ち果てる過程を観察して執着を断つ「不浄観」に用いられ、遺族から正式に譲り受けたもの」だったと説明するも、複数の遺体の死亡証明書などが提供できなかった模様。警察は管理者に対し無許可での墓地経営に対する法的措置を行った他、全遺体の身元確認および入手手段の違法性について調べている。(11月26日=タイラット)