本日1月23日に平等婚(同性婚)の法案が施行され、東南アジアでは初めて同性婚が可能となる。
バンコク都では、都内50区役所が施行初日の記念式や婚姻登録のための準備の他、役所が出張する形でサイアムパラゴンの記念イベント「Marriage Equality」で正式な平等婚姻届けの申請などが行われるという。
なお、平等婚姻届が受理される条件として、両者18歳以上、精神障害者・法的無能力者でない者、近親関係でない者、すでに婚姻状態でない者など、従来の異性カップルと同じ条件が必要であるとのこと。
平等婚は民事商事法典の婚約および婚姻に関する法律に記されている「男性」、「女性」、「夫婦」などの性別を指す言葉を、性別を示さない「人物」や「配偶者」に改訂。これにより、同性カップルが現在のパートナー制度では不可能である婚約、代理出産、姓変更、(相手が他国籍の場合の)タイ国籍申請などの権利を異性カップル同様に取得できるようになるという法案。
アジアでは台湾とネパールに続き、タイは同性婚が法律で承認された3国目となり、東南アジアでは初となる。
(1月22日=バンコクビズ)
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