肺結核を患い懸命な治療の甲斐なく亡くなったお父さん。
それがなんと葬儀の準備中に生き返った理由とは…

生き返ったお父さん!?
肺結核を患い懸命な治療の甲斐なく亡くなったお父さん。
それがなんと葬儀の準備中に生き返った理由とは…

アメリカの詩人であり小説家、エドガー・アラン・ポーの作品の中に「早すぎた埋葬」という、仮死状態を死亡と誤診断されて墓に埋められる人の恐怖を描いたものがある。
最近、タイでもこの小説を連想させるような「死んだはずの人が生き返る」という出来事があり話題となっている。

東北部イサーン地方のある村に暮らすノーイさん(63歳)は重い肺結核を患っていた。
6月22日、ノーイさんは入院先の病院で意識不明となり、医師は「もう対処する術はないが心肺蘇生で延命させたいか?」と家族に告げることに。
家族は病院での延命処置を断り、ノーイさんを家で安らかに逝かせることを決意して搬送車で一緒に家へ戻ることにした。

しかし帰宅すると、ノーイさんの脈はすでになく、体も冷たくなっている。
ところが、父親の臨終を見届け、家族が葬儀の準備を始めた時に驚くことが。。

なんとノーイさんが目を開け「コーラを飲みたい」と言うではないか。
少し間をおくとノーイさんは自ら体を起こしてこう話した。

「黒装束の男が私を村外れの墓地に連れて行ったのだが、そこに10年前に亡くなった友人が現れたんだ。彼は私に“君の番はまだ来ていない”と言って、私を家へ連れ戻してくれた」

ノーイさんは、さらにこう付け加える。

「友人は“この三日間は黒装束の男がまた迎えに来るから気をつけて”と言い残して消えていった」

この話を聞いた家族は、ノーイさんから一時も離れることなくタンブンの儀式を執り行った。

そして、ノーイさんが生き返って10日ほど経っても、ついに黒装束の男は現れなかったという。

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