17歳に口約束の洗礼

オーディション番組を経て華々しいデビューを飾った少年。 明るい未来へ突き進むはずが、契約トラブルで泥沼化し…。

トラブルのきっかけとなった曲は、昨年3月にYouTubeで配信されたタイの大衆歌謡・ルークトゥンの「レーク・クーイ・タン・アムポー・プア・トゥー・コン・ディアウ(あなたのために、他の人と話すのをやめた)」。

女性歌手リリーさん(15)のフューチャリング相手にガオさん(17)が選ばれ、テンポのいい曲調と歌唱力により大ヒット。

動画の再生回数が3億回を超えるなど話題となっていたが…。

あるFacebookページ(個人)が7月28日、意味深なコメント—「あの大ヒット曲の作者は、フューチャリング相手の男性歌手との7対3の分配条件を無視し、支払いをしていない」を投稿。

それを見た人々は、リリーさんが所属する事務所の社長かつ実の姉・ジェニーさん(25)のことだと察知。

非難の目は一直線に彼女に向かった。

翌日、ジェニーさんは自身のFacebook上で自らの潔白を主張したが、ガオさん側は「契約書はないが話し合いの末に条件が決まった。

しかし2万Bしか払われなかった」と反論。

また、これまでの番組出演料が毎回500Bだったことも明かすと「2万Bだけなんてあり得ない!」「こうして人を利用してきたのか」などSNS上にはガオさんを擁護する声が多数。

さらに、他の歌手らにも不当な扱いをしているとの証言も出現。

5日、ガオさんはジェニーさんを訴える意思を表明した。

国民を味方につけ、今後の活躍に期待したい。

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