7月9日、警察当局は、国際的な野生動物密輸組織に対する拡大捜査を行い、インド国籍の容疑者4人(24〜53歳)を逮捕した。
4人は、通関手続きを経ていない物品の共同輸出未遂、および野生動物保護法が定める保護動物・管理動物の無許可輸出の容疑がかけられていた。
今回の逮捕に合わせて、テナガザル1匹、ラングール1匹、インドホシガメ100匹、旅行バッグ3個、および乗用車1台が証拠品として押収された。
この事件は、今年5月にタイからインドへと出発した航空便において、乗客の手荷物の中に生きた野生動物やその死骸が詰め込まれているのが見つかり、航空会社によって荷物がタイへ送り返されたという通報を警察が受けたことが発端となった。
警察が本格的な拡大捜査を進めたところ、国際的な野生動物の密輸ネットワークの存在が明らかになった。捜査により、このグループがバンコク都のバンクンティヤン区にある民家を、密輸する野生動物を一時的に収容し、梱包するための拠点として使用していたことが突き止められた。
容疑者らが野生動物の入った旅行バッグをあるホテルで別の人物に引き渡し、その人物がスワンナプーム国際空港へバッグを持ち込んで航空機の預け入れ荷物として国外へ持ち出そうとしていた。
取り調べにおいて、逮捕された4人の容疑者は全員が起訴事実を全面的に認めた。警察は容疑者らの身柄を押収品とともに担当部署の取調官へと引き渡し、関わった他の人物の特定に向けた追跡捜査を継続している。












