デング熱感染拡大
昨年より3.4倍増

11月12日、タイの保健省疾病予防局が2023年1月1日〜11月1日のデング熱感染者統計を発表した。累計感染者は12万3081人で、139人が死亡。感染者数は対昨年比で3.4倍だった。

同局は、ロイクラトン祭りなどの年末イベントへ出かける際、蚊に刺されないための対策を強く推奨している。

同局の調査では、宗教施設(寺院・モスク・教会)の60.9%にネッタイシマカの幼虫が発見されており、工場や学校にも幼虫の生息地が多く確認されている。

タイで確認されているデング熱ウイルスは4株あり、2つの異なる株に感染した場合は、1回目の感染よりも症状が重篤化する傾向があるとのこと。

薬を服用しても2日以上熱が下がらない、顔が赤くなる、全身に赤い発疹が現れる、便が黒くなるなどデング熱の症状を確認した場合は、自分で薬を購入せずに直ちに医師の診断を受ける必要がある。特に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)系の解熱剤には出血を助長する可能性があり、デング熱の症状を悪化させるという。

(11月13日=タイPBS)
https://www.thaipbs.or.th/news/content/333794

 

Parrots


Parrots


Parrots

 

この記事をSNSでシェア!

サイト内全体を検索

カテゴリーと月別アーカイブ

一番上へ戻る