違法薬物「ラブブ」
使用者2人死亡、1人重体

4月20日、タイ薬物統制委員会事務局(ONCB)がソンクラン期間中に利用者が拡大している危険な違法薬物について警戒を呼びかけている。

同薬物はアートトイの人気キャラクター「ラブブ(LABUBU)」の形をしており、乱用者の間で「カノム(お菓子)」や「ラブブ」と呼ばれている。ソンクランのイベントに参加し、同じ薬物を使用した3人が意識喪失、筋肉痙攣、呼吸停止、心肺停止を起こし、現時点では2人が死亡、1人が危篤状態で集中治療を受けているという。

ラーマーティボディ病院毒性学センターの発表では、「ラブブ」の検査結果で他のエクスタシー系薬物よりも高濃度のMDMA(エクスタシーの成分)が検出されている他、ケタミン、カフェインも含まれていると判明した。

また、今回の事件は2022年に多くの死亡者を出した「ケーノムポン(ケタミンとジアゼパムの合成違法薬)」のケースと類似していることから、注意喚起している。

ONCBは「すべての麻薬は人体と社会に危険である」と注意し、違法薬物の密売、保管、またはその関係者に関する情報がある場合は、ONCBホットライン1386まで連絡してほしいと呼びかけている。(4月20日=マティション)
https://www.matichon.co.th/local/crime/news_5145360

 

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