5月24日午後1時頃、西部プラチュワップキーリーカン県で警察用ヘリコプターが墜落した。
キットラット国家警察本部司令官の発表によると、ヘリは西部カンチャナブリー県警察に所属しており、南部スラーターニー県での任務を終え、カンチャナブリーに帰る途中だったとみられている。ヘリは空き地に墜落したため、民間人への被害はなかった。
また、墜落したヘリの機種はアメリカの「BELL212」。約40年前に着任した比較的古い機体だが、世界各地で同機体が現役で使用されていることから問題はないと主張している。4月13日に実施された定期点検で異常はなく、特筆すべき修理事項もなかったという。
なお、4月に起きた軽飛行機墜落事故の件もあるため、司令官は警察用機体への信頼が損なわれていることを認め、全国の機体へ一掃点検を指示した。(5月25日=タイPBS)