タイ首相府は8月4日、蚊の媒介によって引き起こされる感染症「チクングニア熱」がタイ国内5県で感染拡大しているとして警鐘を鳴らした。
連日の雨により繁殖が活発化するネッタイシマカやヒトスジシマカ等の蚊が大量発生し、北部チェンマイ県、ラムプーン県、東北部ブンカーン県、ルーイ県、ノーンカーイ県でチクングニア熱の感染拡大が報告されている。またこれらの蚊は昼行性の蚊であるため、日中に活動する学生等が感染する可能性が高いという。特に妊婦が感染した場合は胎児も感染する可能性があるとのこと。
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