日本人ファイナンシャルプランナー(FP)が多数在籍。 帰国後も安心サポートの「Insurance 110」(インシュランス・ワンテン)に多く寄せられている疑問や、皆さんが知りたいであろう情報を載せていきますので、是非ご覧ください。

金融機関と我慢料

伊奈さん

こんにちは、
110Financialの伊奈です。

私は銀行を使ったことがない! なんて方はいないと思います。生活に欠かせない銀行口座ですがそこに貯金もすることができますね。タイでは日本よりも金利が高いので定期預金に入れているなんて方もいらっしゃると思います。

さて銀行はその預かったお金をどうしているのかというと、銀行は企業や個人に貸し出しをして、その利息によって運用されているためです。私たちが銀行にお金を預けるのは実質的には銀行への貸付を行なっているのと同じことです。

預けている間は使えないお金になるのでその代わりに利子がもらえるという仕組みです。つまり使えない期間の「我慢料」ということです。

「我慢料」はその期間によって変わります。普通預金などの自由に引き出せるものでは利子が低く、定期預金では利子が高くなるのは、使えない期間の違いによるものです。

さて、昨今タイでも人気の香港保険ですが、こちらはさらに長期の投資になります。保険会社は預かったお金を長期的な債券に投資します。このため、保険の方が銀行よりも高い利子(我慢料)を提供できる場合があります。つまり短期的なお金の貯蓄には銀行、長期的な資金計画には保険を選ぶのが適しています。

一方、我慢料の相場は通貨や国の経済状況によって異なります。日本ではマイナス金利の影響で利率が低く、普通預金は0.1%、保険でも1%程度です。

一方、米ドル建ての保険では4〜5%と高めの利率が提供されています。この差は、通貨需要や経済状況の違いによるものです。

投資においては我慢料だけでなくリスクも伴います。そのため、短期的に必要なお金と、長期的に運用可能なお金を明確に分けることが重要です。低リスクで資産を増やすには、長期的な計画を立て、高い我慢料を得られる選択肢を活用することが有効です。

現代では、自分の資産を増やし、守り、次世代へ引き継ぐための計画を立てる必要性がますます高まっていますね。


\110Financialマネーセミナー/
伊奈さん ファイナンシャルプランナー
タイ在住13年

■趣味■
バトミントン テニス ウエイクボード 将棋 タイ語 釣り その他10種以上

■得意分野■
海外駐在員の個人資産運用、医療保険、火災保険、ゴルファー保険の個人向け保険 保険全般幅広い知識からのワイドサポート タイの病院選びサポートなど

■経歴■
日本大手店舗内装会社に勤務16年(47都道府県全てにshop作り) タイで農業6年(イチゴや日本の野菜10種以上)
現在保険金融業8年 タイに居ながら色んな保険を比較検討しお客様にご紹介しています。 お客様サポートNO1を目指し、より人生を長く幸せに暮らしてもらう為に日々取り組んでおります。

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