「エラワン廟」爆破テロ事件から11年
被告に死刑判決。弁護士は控訴する方針

©警察ラジオ(FM91)

6月11日、バンコク南刑事裁判所において、「エラワン廟」爆破テロ事件で起訴されていた被告2人に対する判決公判が開かれた。

裁判所は、多くの死傷者を出した爆破実行などの罪を重く受け止め、被告2人に対して死刑を言い渡した。また、公共の場所に無許可で武器を携行していた罪についても、それぞれに1,000Bの罰金刑を科す判決を下した。

2015年8月17日にバンコク都の主要な商業地であるラーチャプラソン交差点に位置する人気スポット「エラワン廟」において大規模な爆弾テロ事件が発生した。

この爆発により、多くの外国人観光客を含む20人が死亡し、日本人含む100人以上が負傷するという凄惨な事態となった。

当時、この事件はタイ国内のみならず国際社会にも多大な衝撃を与え、タイの治安に対する信頼や基幹産業である観光業への深刻な打撃が懸念され、国内外で大きな動揺と非難の声が巻き起こった。その後、当局の捜査によってウイグル族の外国籍の男2人が容疑者として逮捕されていた。

判決の言い渡し後、被告側の弁護士らは取材に応じ、これまでの法廷闘争において全力を尽くしてきたと語った上で、判決内容を精査して速やかに高等裁判所へ控訴する手続きを進める方針を明らかにした。

(6月11日=マティション)

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